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あの日記の所有者である私、
それはごくごく平凡な家庭に生まれた。
ただ、母型の祖父が会社の会長であり、私の家自体は平凡でも贅沢な暮らしだったのだと思う。
そんな中、私は幼少の頃から大人びていると言われていた。
だからこそ学校での生活は苦痛で仕方なかったのだ。
学校に数人いるだろう。ムードメーカー的存在というのか、何とも気の強いリーダー気質の子が。
私はその子たちが苦手だった。
嫌いではない。苦手だったのだ。
それは単純に彼女らを理解できなかったからだ。
私は授業とは静かに聞くものだと思っていた。手を上げてから発言したり、そういうものだと。
それ故、何かあってはピーピーと騒ぎ、楽しんでいる。手を上げずに、ましてや授業の内容と関係ないことを勝手に話し出すクラスメイトを理解できなかったのだ。
かといって私は大人しいタイプでも無いのだろう。「真面目に授業を聞こう」そんなことを考えたことは一度もない。
まず、勉強すらした事が無いような子だった。
私は基本はボケ担当で、面白いことも言えるし、実際にあった話を面白おかしく話してみせることもあった。
まぁ、そんな事をやってあげる人間は少なかったが…。
だが一人だけ親友とまで言える人物がいた。
あれは確か何かのグループワークだったと思う。私は彼女と一緒のグループになった。
彼女の存在は異質で、私にはすごく異様でありながら何かを感じる子に見えたのだ。
騒がしい教室、いかにも子供と言えるものの中に彼女は一人だけつまらぬと言ったような無表情でいた。
話しかけてみたのは私。
「よろしくね」
そういうと彼女もよろしくと短く返してくれた。
彼女の名前は桑田麻里(くわた まり)といった。
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魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» そうですね。辛いことがまたあったら相談に行かせてください。あなた様も何かありましたら私は絶対ボードにてお返事いたします。優しいお言葉、本当にありがとうございます。コメント、本当に嬉しかったです。 (2018年6月8日 20時) (
レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» 私と同じような環境の方も確かにいるんですね。コメントありがとうございます。偽善なんて思っていませんよ。それに、偽善かどうかは私にとって対して大切ではないのです。どんな理由であり、手を差し伸べてくださっているのですから。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 偽善だと思われると思いますが…何かあったら、私にも相談してくれませんか？頼れる人がいるというのが、相談できる人が1人でも多い方が少しでも…あなたの心を軽くできるのではないかと思いましたので…あ、無視してくださっても構いません (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 私は今、中学生ですが家族に天才と言われる者が私以外に大量にいます…。私は家族の中で孤立しています。理由は…コメント欄ですし、言いませんが。とにかく、私以外にもそういう方がいると知り、少し心が軽くなりました。 (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 曼珠沙華さん» 実際、この小説であなた様に何かを伝えることができましたから。もし、何か聞いて欲しいことがあったらいつでもボードに来てくださいね。無理にではないですよ。ただ、私はこの小説であなた様を含めた読者様に話を聞いていただいてるので。 (2018年2月28日 16時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魅月 桜花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1f02e14681/
作成日時：2018年1月22日 16時
