補佐 ページ16
「失礼します…」
「んで、どうだった?芥川」
芥川、その名前に聞き覚えがあった。
だがこの時は思い出せず、モヤモヤしたまま中也さんの後ろで立っていることが精一杯だったのだ。
「無事に敵を殲滅、特に問題はありませぬ」
「まー、お前が行けばそうなるな」
呆れたように笑いながら話す中也さん。
中也さんの態度から、そこまで気を張らなくてもいいのかなんて考える。
中也さんを基準にしてそんなことを考えるのもどうかと思ったが、私にとって頼れる人は中也さんなのだから、別にいいだろうと答えを出した。
「その人は…?」
「あぁ、こいつは俺の補佐になったAだ。色々面倒見てやってくんね?」
やはりこうなる。仕方がないが、一般人であったのに何故…となるやはり妹だと言わなければいけなくなってくる。
「はい。…僕は芥川だ」
「Aです、よろしくお願いします」
「あぁ、…だが何故急に幹部補佐を?」
「それは…「私、中也さんの妹なので」」
やっと言えた。
「なっ…?!」
「?!…そうか」
そんな顔しないでくださいよ中也さん。
あなたが言ったんでしょう?
、
、
、
______俺はお前の兄だと
318人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羅生門 - 小っちゃいのに兄貴。 (2021年3月19日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
羅生門 - 未だチョッと普通の子なら様子見だが、.私は莫迦なので何でも語れる(。駄目だろうアンタ、死にたいのか!?) (2021年3月19日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 長月冬麻さん» 少ないものが書けているなら良かったです。私も文章力がなく…相手の方がサポートしてくださっています。お互い頑張りましょうね!コメント、とても嬉しかったです。ありがとうございます! (2018年8月2日 9時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
長月冬麻(プロフ) - 中也さんと恋人でイチャイチャしてるのは良くありますけど、兄弟でっていう設定のものはあまりないですよねぇ…。あと私も也してますが、ロル書くのが難しくて、どうやら私は文章力ないみたいです。(・ω・)ノ (2018年8月2日 9時) (レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - はい来ちゃいました!!更新されてたやったあ…! (2018年7月8日 6時) (レス) id: 4a699948aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:魅月 桜花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1f02e14681/
作成日時:2018年5月13日 19時