【SERVAMP】 平凡系女子な私が吸血鬼と契約したのであるが平和ボケだったんで突然抗争が起きることになると一帯誰が予測しただろうか←

＿＿�鶚＿＿ ページ37

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「おーい、桜哉さん？聞こえてますか？」

「……何だよ、うるせえな」

「相変わらず冷たいこと！私に話しかけてもらったんだから光栄に思えよ！」

「…………」

「あ。やめてその目。あの、ツッコんで？せめてさ」





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「え！？桜哉って誕生日明日なの！？」

「……そーだけど」

「早く言えよ！お前ぼっち誕生日になるところじゃんかよ！！」

「オレはそれでいいんだよ」

「オーケー、明日私ん家来い」

「……聞いてねえな？」





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「さて、オレとお前の関係はどこまでが嘘でしょーか？」


「桜哉が吸血鬼なんて、嘘だ……」





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「それでも１年間、楽しかった！！」

「ありがとう、充分だ……っ」





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「ネックレス、似合ってる」

「調子乗んなよ、バァカ……」






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これは二人の止まった時間の思い出の話




二人は、願った

またあの頃のように同じ場所に立っていられることを。またあの、本当に楽しそうな笑顔が見られることを









止まった時間は、いつかきっと＿＿








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【ロスタイムメモリー】


いつかきっと、動き出すはずだから


いかがでしたか？ロスタイムメモリー。最初は夢主ちゃんの死ネタでいこうと思ったのですが、桜主少ないなあ、と思ったので。ロスタイムメモリーって本当素敵ですよね

あの後悔のドロドロとした感じが大好きです。だけどこれはちょっと前向きですね。もうパロですらないかもしれませんが……

お楽しみ頂けたら幸いです！！




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