【SERVAMP】 平凡系女子な私が吸血鬼と契約したのであるが平和ボケだったんで突然抗争が起きることになると一帯誰が予測しただろうか←

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御園の手を引いて、優しく、だけど力強く抱き締める。「な…っ！？」、と声を漏らし驚く御園の耳元で、「少し我慢して」て呟くと、御園は押し黙った




「あのさ、さっきから好き勝手言ってくれんじゃん。この世に愛がないだって？やめてくれないかな、この子それトラウマになりかけてんだから。それに私は御園のこと好きだし」



御園に手を回したまま、定世を凛と見据えてそう語る。私がそう語ると、御園は少し体を強ばらせた。多分、驚いたのだろう



「別に私は御園の婚約者じゃないよ、騙してごめんね。私は御園の友達だ。でもさ、交際を御園に求めるアンタよりか御園のこと大っ好きなんで。御園と結婚したいなら、私よりも御園を好きになってみろよ。できるんならな」



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「マジごめん、本当にごめん」

「いや……、別に気にしてない。結果的に断ることができたし、多目に見てやる」



ふん、とそっぽを向く御園。定世さんがいなくなった部屋で、必死に頭を下げる私。つい熱くなってしまった……。にしても、お金持ちって大変だなあ……。あーいう奴も来るんだなあ




「＿＿それで、その、A。あの言葉は、本当か？」

「え？」

「しょ、正直に言え。別に気になったわけじゃないからな。一応、念のため聞いておこうと」





えーと、どの言葉だろう。御園が指す言葉はわからないけど、あのとき言ったのは全部本心だ。なら、そのあの言葉、と言うやつもきっと





「勿論、本当だけど」




そうに、違いないだろう

すると、御園はボンッと顔を赤くし、何か言おうとあたふたするが、やがて諦めたのか頭を掻いた。そして、嬉しそうに笑う





「そうか」





御園が問いかけた、あの言葉が何だったのかは、私は知らない




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【御園エンゲージ】

ごめんなさい、容量が多いわけでもないので、ぎゅうぎゅう詰めになってしまいました。お楽しみ頂けたら幸いです！



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【怠惰フィーメイル】→←＿＿�鶚＿＿

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