好きになっちゃいけない人。2

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次の日。



学校に行くと昨日の今日でまだ私と亜嵐くんとの噂の熱は冷めておらず。



どこに行くにも人の目かまるで自分に向いているような。



そんな錯覚を覚えた。



裕「大丈夫やで？人の噂も何日とか言うやん。｣



『、、、75日も噂されたら耐えらんないよ。』



裕太は裕太なりに励ましてくれているようですごく心強かった。




裕太のおかげもあってか陰口は言われることはあったけど日常生活に支障を来すほどではなかった。







放課後。



裕「ごめんな。一緒に帰ってやりたいんやけど部活やねん。｣



『そんなに心配しないでも大丈夫だから！ありがと！』



授業が終わり帰る支度をして教室を出た。



すると。



??「ねぇ。｣



『はい、、、、？』



昇降口まで歩いていると前から知らない数人の女の子に囲まれた。



顔を見るとどうやら知らない人たち。



そして先輩のようだった。



『なにか、、、用ですか？』



私はなぜ先輩質に呼ばれたのか分からず首を傾げる。




女「ちょっと、、、来てくれない？｣



女「ねぇ。いいでしょ？｣




『あの、、、私これから用事が、、、。』



咄嗟に出た嘘。



本当は用事なんかない。



だけど何となく嫌な予感がした。この雰囲気は明らかに悪いものだった。



だけど先輩達からの圧がすごく逃げることができなかった。



女「用事って何？こっちもすぐ終わるから。｣




『っ、、、、でも、、、。』



女「何？先輩の言うこと、、、聞けないの？｣



『っ』



そう言われたら断れない。



私は黙って先輩達のあとをついていくことにした。









この先何が起こるかなんて想像できなかった。

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