175 星を数えて ページ31
サクラの部屋は暖かくて落ち着いた。
ふかふかの布団に私も入れてくれて、
手をぎゅっと握ってくれた。
サクラのピンク色の髪の毛から、ふんわりと
柔らかい香りが鼻をくすぐる。
『あったかい…』
サクラ「Aの手は冷たいね」
身体が芯からじんわりと温まって、
私を安心感で包み込む。
サクラ「でも意外、Aって怖いこととかないと思ってたけど割と年相応の女の子なのね。
いや、ナルトがいなくて寝れなくなっちゃったっていうのは年相応どころか以下かも…?」
『うん…前はそんなこと無かったのにね、
なんでなんだろう。』
サクラ「木の葉に来てから?」
『うん、ナルトや木の葉のみんなと出会ってからかな。みんなと居るのが落ち着きすぎちゃって、不意に一人になると頭の中がモヤモヤするの。』
サクラ「そう…」
サクラは私の髪に鼻を擦り寄せた。
サクラ「大丈夫、私たちがいるから。
Aのこと一人にさせたりなんてしないわよ。」
私がサクラの顔を暗闇の中で眺めると、
そう言って優しく微笑む彼女の表情が見えた。
私は何とも言い難い多幸感に胸がいっぱいになる。
私はサクラに寄り添って眠った。
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キューピーマヨネーズ(プロフ) - Kokusuiさん» わー!かなり長かったでしょうに、ありがとうございますございます!楽しんでいただけるよう頑張ります!(^-^) (2020年9月5日 7時) (レス) id: f8d4830baa (このIDを非表示/違反報告)
Kokusui(プロフ) - 最初の1話から一気読みしました!とても面白くて、かなり好きです!更新頑張ってください! (2020年9月4日 18時) (レス) id: 65a0dfd555 (このIDを非表示/違反報告)
キューピーマヨネーズ(プロフ) - (名前)さん» 初めまして!ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月22日 3時) (レス) id: f8d4830baa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2020年8月22日 3時) (レス) id: bcad1653cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キューピーマヨネーズ | 作成日時:2020年8月22日 3時