172 鷹 ページ28
サスケ「木の葉を潰す。」
『どうして？』
サスケ「お前はさっき、
自分の方がイタチの意志を継いでいると言ったな。」
『…』
サスケ「確かに、俺もイタチの意志を継ぎ、
木の葉に帰って里のために、
平和の為に尽くす道もあったのかもしれない。
だが、俺もまた同じ気持ちだった。
イタチの命は、里よりも重かった…。」
そのサスケの瞳は決意を固めた、
憎しみのこもった赤い目をしていた。
『ちょっと着いてきて欲しいんだけど。
暁から、サスケを呼んでくるよう頼まれてるんだ。』
サスケ「…そういう事だったのか」
私たちは小隊と合流したあと、
私の案内する暁のアジトへと向かった。
▷▷▷
鬼鮫「木の葉を潰す…ですか。」
サスケ「とはいっても上層部だけだ。
それ以外は対象としない。それよりAは。」
マダラ「アイツには俺の正体をまだ話していない。
バレると少々都合が悪いんでな。」
サスケ「…」
鬼鮫「上を狙えば下が盾になる…大体アナタ達だけでは戦力不足ですし、そう上手くはいきますかねぇ。」
マダラ「そうは言ってもAが戻ってきたと言っても、未だ暁も戦力不足だ。我々の利害は一致する。
これから暁と鷹で行動を共にしようと思う。」
サスケ「その話に俺たちが乗る見返りは？」
マダラ「尾獣をやろう。」
サスケ「…ずいぶん気前がいいな。」
鬼鮫「今のところ7匹は暁が集めてますから、
あの2匹…暁と鷹で手分けして、残りを狩る。」
サスケ「ちょっと待て。
九尾の人柱力であるAはもうお前たちが持っている。あと1匹じゃないのか？」
マダラ「あれは少し特殊な例だ。
封印する際の尾獣バランスの関係で、半分ずつの九尾が封印されている。すなわち、二人から九尾を抜かなければ、完全体はできない。」
サスケ「ってことはナルトはまだってことか…」
マダラ「ナルトは暁が狩る。
鷹はもう一方の八尾を当たってくれ。」
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キューピーマヨネーズ(プロフ) - Kokusuiさん» わー！かなり長かったでしょうに、ありがとうございますございます！楽しんでいただけるよう頑張ります！(^-^) (2020年9月5日 7時) (
レス) id: f8d4830baa (このIDを非表示/違反報告)
Kokusui(プロフ) - 最初の1話から一気読みしました！とても面白くて、かなり好きです！更新頑張ってください！ (2020年9月4日 18時) (レス) id: 65a0dfd555 (このIDを非表示/違反報告)
キューピーマヨネーズ(プロフ) - (名前)さん» 初めまして！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月22日 3時) (レス) id: f8d4830baa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2020年8月22日 3時) (レス) id: bcad1653cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キューピーマヨネーズ | 作成日時：2020年8月22日 3時
