42頁 日常編 ページ41
カカシ「たっだいまー」
『おっかえりー』
家に帰ると既にテーブルの上に出来上がった夕食が並べられていた。
『遅かったじゃない、
さすがの私でも最後まで作り終えちゃったよ〜』
カカシ「ごめんごめん、いやね?
ナルト達がAに興味津々でうるさいもんだから、ちょっと長話しちゃったんだよね〜、、」
困った顔で頭を掻きながら答えてみる。
まあ、途中からは結構ノリノリで話しちゃったとこあるケド…
『えっとさ、それじゃあ…ナルトに話した…の?』
カカシ「うん、Aとまた会えたの、すっごく喜んでたよ。」
『や、やだ〜、
なんか私もすごく嬉しいんですけど〜』
Aは両頬に手を当てて顔を真っ赤にして
くねくねしながら喜んでいた。
カカシ「ま、気づいてなかったけどね〜」
『ナルトも小さかったんだから仕方ないでしょ!』
ほんの少しの嫉妬心で悪態を付いてしまったが、それにすかさず大袈裟な反応をくれるものだから、おかしくて笑ってしまう。
カカシ「ふふ、まあいいや、ご飯食べよ」
『あ〜、そうでしたそうでした。』
向かい合ってテーブルの席に着いて、お互い手を合わせ、口布を下ろして箸を掴む。
『にしてもカカシが担当上忍なんてな〜、
私見てないからぜんっぜん実感わかないんだけどね!変わったの服装くらいだと思うんだけどなあ〜』
カカシ「周りのヤツらには変わったって言われるよ」
『え〜どこらへんが?あっ、性格か〜
そういえば前に紅さんに相談…あっ、これあんまり言っちゃダメなやつかも。あはは、今のナシ。』
カカシ「まぁ、よく喋るね…」
『あはは、カカシの顔見るとなんか喋ることがたくさんあるような気がして』
そういって、誤魔化すように食べ物を詰め込むAを見ると、なんだかほっとする。
もう前よりは充分平和になったのに、未だにAと一緒に居られることが本当に嬉しいことだと毎日実感する。
『ん、カカシ?どうしたの?』
カカシ「あー、いや、なんでもないよ。そんなことより、その紅の相談事ってなんだったのよ。」
『えぇ、んー…』
カカシ「大丈夫だって、言ったことを言わないから」
そう言って笑うと、
また彼女もいたずらな笑顔を返した。
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なっつ - 素敵過ぎてキュンキュンします!!!!! (2022年4月15日 10時) (レス) @page45 id: c2dea3d37d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キューピーマヨネーズ | 作成日時:2020年4月30日 17時