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瑞稀「いいじゃん」
「無理！」
瑞稀「やましい事でも書いてあんの？」
「やま…しくはないけど恥ずかしい！」
瑞稀「なんだよその間」
「間なんてない！」
やましい事ではない、恥ずかしい事。
瑞稀とノートを取り合ってるけどもうそろそろ力の限界。瑞稀は男子だし、力の差がありすぎる。
「なんでもするからお願いこれだけは見ないで」
気づいたらこんな言葉を口走ったいた。
ああ私なんであんな所に挟んでたんだろう、
過去の自分を恨む。
瑞稀「言ったな？」
急に瑞稀がノートを引っ張る力が無くなってよろける。
瑞稀「っぶな」
今、どういう状況？
多分瑞稀は私がよろけたのをみて手を引っ張ってくれたんだと思う。それでこの状況？
抱き締められてるような、そんな体勢。
「…ありがと」
瑞稀「俺もいきなり手離して悪かった」
珍しい、瑞稀が謝るなんて。
瑞稀「なんでも言うこと聞くって言ったよな、さっき」
「うっ…ん」
抱き締められてる状態で話が続く。
心臓の音、瑞稀に聞こえてんじゃないの？
そのくらいドキドキしてる。
瑞稀「じゃあ、じっとしてて」
私が答えるまえに瑞稀は私から身体を離して、
私の首筋に顔を埋めた。
「いっ…たいって、今何した？」
瑞稀「何にも」
「何かしたよね？え、何？」
瑞稀「知らなくていいから」
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すみません、合宿があって更新できませんでした！
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作者名：ski | 作成日時：2019年7月20日 9時
