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「ユキ、傘ありがと」



翌朝、瑞稀と学校に行くともうユキが学校に来てたから傘を返す。







ユキ「またいつでも言ってね〜」









ユキと私が話しているとミホが教室に入ってきた。









ミホ「2人ともお待たせ、着替え行こ」




今日は1限から体育。
やだなー、朝から体育って憂鬱。
小学校の頃は好きだったんだけどな、体育。

今やめんどくさい。









ユキ「ミホ聞いてよAの話」

ミホ「え、何かあったの?」

ユキ「この子、昨日井上くんと相合傘して帰ったんすよミホさん」

ミホ「きゃー!ついに!」

ユキ「で、昨日あのあとどうなったの?」




別に大したこと無いし、って言おうとしたけど
あれはお家デートっていう位置づけなんだっけ。






「瑞稀が家の鍵忘れて」

ミホ「…え、え」

ユキ「待って心の準備出来てないー!」

「待ってそういう話に結び付けないでー!」






私が話していのを遮って2人が騒ぎだす。

騒ぎ出した頃にはもう更衣室に着いた。








髪の毛の長さはセミロングくらいだけど
体育の時は邪魔だから結ぶようにしてる。


着替え終わってからいつも通り髪の毛を結んでいるとミホが奇声を発した。

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作者名:ski | 作成日時:2019年7月20日 9時

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