29話 ページ31
櫻井said
斗真が来てから2日後
今日はお勉強もそこそこに公園に行ってみることになっている
お嬢様には朝言っておいた
朝言ったのが悪かったらしく、笑って下さらない
今も、身支度を整えに行ったっきり部屋から出てこない
かれこれ30分以上経つ笑
これは・・・、声掛けた方がいいやつだな
コンコンコンッ
櫻「お嬢様、翔です。大丈夫でございますか？
入りますね」
A「あっ…」
櫻「大丈夫ですか？」
A「どうしよう翔くん…立てない」
櫻「力が入りませんか？」
A「座ったら立てなくなっちゃった…」
櫻「大丈夫ですよ^ ^ゆっくり行きましょう」
部屋に入ったら、ベッドに座ったままのお嬢様
緊張と恐怖から腰が抜けて立てなくなったのかもしれない
ひとまずここだと俺1人しかいないからお姫様抱っこで居間に連れて行った
相「あっ！お嬢様！ご準備できましたか？？」
二「お姫様抱っこなんて珍しいですね」
櫻「腰抜けちゃったみたいなんだよ」
相「えぇ！！」
櫻「ニノと相葉ちゃん手伝ってくれる？」
二「私こっち支えますね」
相「俺、応援する！」
ソファーに座らせて、俺とニノで両側につく
ゆっくりと立たせるともう大丈夫そうだった
今日は、やめとこうかと言おうとしたら
それだとお嬢様のためにならないと言われた
まぁ、そうだよな
外に出ないなんて良くない
頑張り所だ
少し落ち着かせてから屋敷を出て松宮家の門の前へ
A「っ…」
門に近づくに連れてだんだんと歩くスピードは遅くなり
門の前で止まった
一目見ただけでわかる程、震えていた
どうにかしてあげたい気持ちはあるのにどうにかしてあげられない
もどかしさのあまり、お嬢様の手を握った
櫻「大丈夫です。私共がいます」
二「こちらの手も握ってましょうね」
そう言って反対側に立って手を握ったニノ
顔を見ると複雑な顔をしているのが分かる
相葉ちゃん達も同じ顔をしていた
みんな考えることは同じなんだよな
お嬢様と一緒に深呼吸をして外に足を踏み出した
Asaid
朝、翔くんから
屋敷の近くの公園に行こうと言われた時はびっくりした
また何か言われるんじゃないか
外がどうなっているのか
不安と恐怖でそればかり考えていた
勉強の時間が終わって
支度をするように言われて部屋に入った
最低限の荷物をカバンに入れて完了して
ベッドに腰を掛けた
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不思議の国のシンデレラ - わざわざお返事ありがとうございましす(^∀^)ずっと応援してます。お体に気おつけて更新頑張ってください!! (2017年4月4日 13時) (
レス) id: f0c0058949 (このIDを非表示/違反報告)
いちごカルピス(プロフ) - 不思議の国のシンデレラさん» 読んで下さってありがとうございます！！頑張ります！ (2017年3月20日 21時) (レス) id: f1ec75cafd (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のシンデレラ - とっても面白いですっ!!Ｏ(≧∇≦)Ｏ更新頑張ってください (2017年3月20日 11時) (レス) id: 832f0e99cd (このIDを非表示/違反報告)
トロンボーン#(プロフ) - ありがとうございます！お互いに更新頑張りましょう^^これからも頑張ってください！ (2017年3月5日 2時) (レス) id: 05eae022bc (このIDを非表示/違反報告)
いちごカルピス(プロフ) - トロンボーン#さん» 拝見させていただきました！とっても面白いですね！！更新がんばってください^ ^ (2017年3月5日 2時) (レス) id: f1ec75cafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごカルピス | 作成日時：2017年1月12日 19時
