20話 ページ22
A「んんっ泣…
怖かった、ヒック泣叩かれてて…泣酷いこと言われてて泣」
櫻「もう、そんなことする人達はいませんよ。どんなことがあっても私共がお守りします。絶対に」
A「ふぅっ泣…ふぇぇぇっ」
泣出してしまったお嬢様の頭をしばらく撫でた
そうしたら、
A「…翔くぅん…」
櫻「ん？どういたしました？……あっ^ ^」
俺に向かって、両手を広げてきた
いわゆる抱っこしてのアピール
甘えてくれた…！
ふふ、可愛いな
気づいた俺は、ベッドに腰を下ろし膝の上に乗せた
向かい合うようにしたから
デレデレ、ニヤニヤしてるのがバレて胸に顔を埋められた
自分よりも体温が高いことがよくわかる
体も辛そうでぐったりとしていた
ゆったりと揺らしていると、潤が温め直したお粥を持って入って来た
なき声が聞こえたらしい
松「お粥、食べられますか？
ゼリーやプリンもございますが」
A「お粥食べるぅ、ありがとう」
櫻「食べる前にもう一度体温測りますね」
A「いやぁ〜、しない！お熱ないの！」
櫻「先程は、38.9度でした。お熱はありますよ」
体温計を出した途端また涙目に
松「和呼んでくる？」
櫻「大丈夫、潤手伝ってくれる？」
松「いいけど、どうするの？」
櫻「気引いといて」
泣きそうでやばいと思ったのか、耳打ちでそう言ってくれた
松「Aちゃん、おやつは何がいいかな？
プリン？ケーキ？アイスクリーム？」
A「んっ泣…アイス」
松「アイスね^ ^
んー、何の味にする？バニラとチョコといちごがあるよ」
A「いちごぉ」
松「いちごね^ ^
じゃあ、お粥食べ終わったら持ってくるね」
A「うん」
pppi
気を引いてくれたから泣かせずに出来た
体温計鳴るの早くて良かった
でも、
熱は、あまり変わらずの38.6度
櫻「では、お粥食べましょうか
はい、あーん」
A「///んっ……おいしい」
松「それは、よかったです。
ご無理はしないでくださいね」
よそったお椀の半分程食べてくれた
この調子なら、解熱剤は最終手段で大丈夫かな
櫻「お薬飲みましょう」
A「なんでぇ…(´；ω；`)」
櫻「お薬飲まないとお熱下がらないですから
飲んだら終わりですから頑張りましょう？」
A「…」
櫻「お嬢様？」
A「…飲んでもどっか行かない？」
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不思議の国のシンデレラ - わざわざお返事ありがとうございましす(^∀^)ずっと応援してます。お体に気おつけて更新頑張ってください!! (2017年4月4日 13時) (
レス) id: f0c0058949 (このIDを非表示/違反報告)
いちごカルピス(プロフ) - 不思議の国のシンデレラさん» 読んで下さってありがとうございます！！頑張ります！ (2017年3月20日 21時) (レス) id: f1ec75cafd (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のシンデレラ - とっても面白いですっ!!Ｏ(≧∇≦)Ｏ更新頑張ってください (2017年3月20日 11時) (レス) id: 832f0e99cd (このIDを非表示/違反報告)
トロンボーン#(プロフ) - ありがとうございます！お互いに更新頑張りましょう^^これからも頑張ってください！ (2017年3月5日 2時) (レス) id: 05eae022bc (このIDを非表示/違反報告)
いちごカルピス(プロフ) - トロンボーン#さん» 拝見させていただきました！とっても面白いですね！！更新がんばってください^ ^ (2017年3月5日 2時) (レス) id: f1ec75cafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごカルピス | 作成日時：2017年1月12日 19時
