【HQ】い ま 自 分 史 上 最 高 の 恋 し て る と 思 う【短編集】

grn／ppl. ページ9

●grn

02 二口堅治
泣いてる私の隣にずっと座っててくれる二口。『…こういうとこだよね。めんどくさいって思ってたんだろうな、あいつも』「…俺なんも言ってないけど」『…あいつにも言われてはないよ』「当たり前だろ。言ってたらころす」普段通りに接してくれるのがなおさらつらい。


●ppl

01 牛島若利
「女は失恋をするたび綺麗になる」突然名言言い出すから何ってなるけど「…というようなことを著名人が言っていた。…つまりお前も綺麗になれるのではないか？」って言われる。…なれるかなぁ、と笑えば「ああ。既に綺麗なお前のことだ。さぞ美しくなるだろうな」とか殺し文句すぎない


03 瀬見英太
「あー…そうか」一番応援してくれてた感あるから申し訳なくて『…ごめんね、色々してもらったのに』って言うと「なんで謝るんだよ。辛いんなら無理すんな」なんて言って肩ぽんぽんしてくれるけど内心(ごめんな超好都合だわ)ってほくそ笑んでる瀬見


05 天童覚
頬杖つきながらもちゃんと全部聞いてくれる。こういう話されるの一番めんどくさいだろうなと思って言いたいこと半分くらいしか言わなかったんだけど「…それで終わりじゃないでしょ」なんて言われてえ、って言うと「俺相手に遠慮する必要なくない？全部話してよ」さすがだよね


08 五色工
こっちが泣いてるから終始焦りながら話を聞いてくれる。そろそろ部活だよね、ごめんって切り上げようとすると「いえ…少し遅れるくらいなら。…先輩が泣いてるの、放っておけるわけないじゃないですか」ここまでテンプレ台詞似合う子なかなかいないよな


10 白布賢二郎
「…お前にとってそいつが大事だったことはよくわかったけど、それ人生でそんなに優先するべきことだったわけ？」って真顔で聞いてくる『え、』「人生変えるほどの大恋愛っつーほどでもなかったんだろ。いつまでも引きずんな」頭いいから言うこと違うね


12 川西太一
「ストーリーの[病んだ]はそういうことだったのね」喉奥でくつくつ笑ってるから『…こっちはまじめに話してるのに』って睨むと「だって掘り下げて話してくれたのって俺だけだろ？そう考えたらちょっと嬉しいじゃん」他の人に言われたらめっちゃムカつくのに川西に言われたら許しちゃう不思議

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