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摩擦リレーション! ページ9

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完璧に喧嘩です、コレ。誰ですか、喧嘩じゃないって言ったの。ゴリゴリの肉弾戦始まってますよ。



ヴィル先輩から強い一撃をもらったエペルは、やられた部分を抑えて崩れる。

「ぐはっ!……ゲホゲホっ!」

「はい、今日もアタシの勝ち。
今のアンタは可愛くも強くもない毒を持たないただの林檎ちゃん。そんなことじゃ、いつまでたってもアタシに傷1つつけられないわよ」

ヴィル先輩は未だ立ち上がれずにいるエペルを見下ろしながら、静かに言った。
…というか、今日“も”ってことはこれまでも何度か喧嘩したことあるの???

「うわ、きっつ……」

「ポムフィオーレって、実はサバナクローより体育会系なんだゾ……」

「見てらんない……」

イメージしていたのとは真反対のポムフィオーレの指導に、エースとグリムはドン引き。
……まあ、正直私も同じ気持ちです。


「おいおい、ヴィル。エペルはまだ1年生だろ?少しは手加減してやれよ。お前に勝てるヤツなんて、この学園でもそうそういないんだし」

「カリム、アンタは黙ってて」

二人の間に割って入り、エペルを庇おうとするカリム先輩。しかしヴィル先輩によって、簡単にいなされてしまう。

「いいこと、エペル。初めて会った日にも言ったけど……
自分の思うままにふるまいたいなら強く、美しくなりなさい。子どもじみた駄々をこねるのはやめてレッスンに戻るのよ」

「じ、じぐじょお…………っ!!俺は、俺は…………ううっ!」

悔しげに涙を流すエペルは立ち上がってヴィル先輩を睨みつけると、バタバタッとボールルームを出ていってしまった。

「あ、エペルっ!」

「放っておきなさい。これくらいで挫けるようならそんなメンバーはこっちからお断り」

「……その言い方はないんじゃないですか?あいつはあいつなりに、歌も踊りも頑張ってました。なのに……」





「__努力すれば報われるだなんて、甘えないで!!!」

「「「……!」」」

ヴィル先輩の突然の叫びに背筋がビリついた。
今までがそうじゃなかったとは言えない。けれども、これまで聞いたヴィル先輩の言葉の中で、一番気迫があったように思えた。

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紅葉(プロフ) - 星空ブリキさん» いや、ほんと……来ちゃうよ……ディアソ最推しはツノ太郎なんだが、ヤツはオバブロの匂いを漂わせてやがる…!でも彼がオバブロすると真面目に世界崩壊免れん()とにかく最後、推しが笑っていれば全て解決なのだぁ!!!!!! (2022年12月18日 19時) (レス) id: 3f443412c7 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 7章くるね…ディアソ民(主に俺はセベク推し同担かもん)にとっての最高の祭りじゃ。皆のもの、(推しに)太る準備はできた() (2022年12月18日 18時) (レス) @page26 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉 | 作成日時:2022年12月11日 15時

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