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「フフフッ。どうやら雛鳥たちもとても反省しているようだ。許してあげては?毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)

後ろから穏やかに3人を見ていたルーク先輩は、ヴィル先輩に微笑みながら言った。

「………………はぁ。確かにここでガミガミ怒っても意味がない。二度目はないわ。覚えておきなさい」

「「「ハイッ!」」」

「元気よく返事してるんじゃないわよ。2人とも体力が有り余ってるようね。罰として寮の外を30周ランニング!」

「「ハイッ!!ランニング、行ってきます!」

キレの良い返事をした2人は、ダダダッとあっという間に姿が見えなくなるほどの速さで、ランニングに行った。

「ちょっとトラブルはあったみてーだけど、アイツらが元気に戻ってきてよかったな!なんだかスッキリした顔してたし」

「大問題になってたかもしれないんだぞ。まったく……」

「ほんとだよ。アイツらいないぶんヴィル先輩にキツめにしごかれたこっちは、いい迷惑だっつーの」

「あっ……」

寮に戻ってからも、エースとはまだ話せていない。私もエースもさっきのことを気にしてか、お互い目が合っても逸らすことが多い。
謝ろう、とエースに近づこうとした時、何故かランニングから戻ってきたデュースが彼の名を呼んだ。

「おい、エース!」

「あ?ナニ?昼間のこと謝れとか言うんじゃねーだろーな」

「誰が言うか、そんなこと。お前の言う通り、僕はお前より頭も、要領も悪い。

でも……絶対、お前に負ける気ねぇからな。それだけは言っておこうと思って。それじゃ!」

嵐のように過ぎ去ったデュース。エースはしばらくポカンとしたあと、間抜けな声を出す。

「………………………………………ハァ?え?あれなんの宣言?はぁ?オレがあの単純馬鹿に負けるとか、ありえないんですけど。ユウも……」

「……!」

エースがこっちを向いた。言わなくちゃ、そう思っても口が動かない。エースの方も気まずそうに頭を搔く。



「あ、あの……」

「それじゃあ、今日のレッスンはとりあえずここまで。明日も同じようにストレッチから始めるわよ。各自解散してちょうだい」

私の小さな声は聞こえなかったようで、ヴィル先輩が合図するとエースは体を背け、寮の中に戻って行った。



「……………………」


呆然と立つ私をルーク先輩がじっと見ていたことも知らずに。

直前プラクティス!→←▶︎



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紅葉(プロフ) - 星空ブリキさん» いや、ほんと……来ちゃうよ……ディアソ最推しはツノ太郎なんだが、ヤツはオバブロの匂いを漂わせてやがる…!でも彼がオバブロすると真面目に世界崩壊免れん()とにかく最後、推しが笑っていれば全て解決なのだぁ!!!!!! (2022年12月18日 19時) (レス) id: 3f443412c7 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 7章くるね…ディアソ民(主に俺はセベク推し同担かもん)にとっての最高の祭りじゃ。皆のもの、(推しに)太る準備はできた() (2022年12月18日 18時) (レス) @page26 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉 | 作成日時:2022年12月11日 15時

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