合点アドバンテージ! ページ27
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「すごいな。マジカメの投稿に、次々ジュースを注文したってコメントがついていく」
「あっ……!」
ーーー
「アンタは“愛らしい”と“強い”が別もののように話すけど、その2つはどちらも等しく“パワー”よ。それが分からないままじゃ、いつまでたってもアンタはアタシに勝てない」
ーーー
「これが、ヴィルサンの持つ“美しさ”のパワー!?」
「確かに……こんなスゲーことができるのは、シェーンハイト先輩が美しさを磨いてきたからだよな。魔法や腕っぷしが強いだけじゃ、絶対に出来ない」
「ヴィルサンが言いたかった強さってこういうこと……なのかな?」
「今の俺にしかない強さ……“愛らしさ”で戦ってみせろってこと?」
エペルがボールルームを飛び出す前にヴィル先輩からくらったお説教言葉。それは先輩なりに、エペルの持つパワーを気づかせようとしてくれていたのだ。
「かもしれないな。僕らはすぐに賢くなれないし逞しくもなれない。でも、“愛らしさ”勝負なら、エペルが学園の誰にも負けてないと思う!」
「ウッ!それはちょっと複雑、かな」
たしかに……男の子ってかっこいいって言われる方が嬉しいって言うし、エペルもそこは微妙な気持ちなのかな?
「でも……確かに俺がこの見た目でいられる時間は限られてる。来年には背が伸びて、筋肉がついて、ヒゲとか生えてるかも」
「そ、それはどうだろうな?」
「そんなエペル見たくない……」
「俺は見たい」
想像も出来ないよ。あのエペルに髭が生えるなんて……。
「もし今年の『VDC』でヴィルサンが認めてくれた
「ああ。今は目を背けたい短所にしか思えなくてもそれが僕らのパワーだっていうなら……とことん磨いて、殻を突き破るところ見せてやろうじゃねぇか。そんでライバルに勝てんなら手段なんか選んでられるか。バカ上等だ!」
「……へへっ、そーだな!」
「エペル。今年の『VDC』……絶対優勝して、エースとシェーンハイト先輩のこと見返してやろうぜ!」
「おー、今のわーに出来る最高の
そう言って2人はハイタッチをして笑いあった。
お互い、自分の短所を長所に塗り替えられた。自分の嫌いな部分を好きになれたんだ。
良かった良かった一件落着と思ったその時。
「うわ〜!すっげぇ。なんだこの改造マジカルホイール!」
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紅葉(プロフ) - 星空ブリキさん» いや、ほんと……来ちゃうよ……ディアソ最推しはツノ太郎なんだが、ヤツはオバブロの匂いを漂わせてやがる…!でも彼がオバブロすると真面目に世界崩壊免れん()とにかく最後、推しが笑っていれば全て解決なのだぁ!!!!!! (2022年12月18日 19時) (レス) id: 3f443412c7 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 7章くるね…ディアソ民(主に俺はセベク推し同担かもん)にとっての最高の祭りじゃ。皆のもの、(推しに)太る準備はできた() (2022年12月18日 18時) (レス) @page26 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉 | 作成日時:2022年12月11日 15時