ナルトの双子の妹は今日もナルトに手を焼く (ページ3)

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恋のライバルと体術訓練！ページ3

「あらサスケくん！」

運動場に先に着いていたサスケに、さも偶然のように話しかける広いおデコがチャームポイントの桃色の髪の女の子、サクラが壁に寄りかかるサスケのとなりにストンと座り込む。

「こ、今回の授業、おっ応援するね！」

「、、、」

「ほっホント応援してるからね！」

サスケはサクラの言葉を無視して黙り込む。
サクラは無視されたことに気づかず、顔を真っ赤にしてサスケに話しかけていた。

「サスケくーーーーん！！！」

「ッゲ！イノブタ！？！」

遠くからサスケを呼ぶ声の正体は、ドタドタとイノシシのように向かってくる薄い金髪のイケてる女子、中山一族の娘のいのだった。

「サスケくーん！わたし、サスケくんのことだけ応援するからね♡」

「なんだとこのイノブタ！」

「なによデコリン！」

ﾋﾟﾘｯ

いのとサクラの間に閃光が走る。

「デコデコデコ！」

「ブスブスブス！」

「今回の授業は2対2の戦闘だ」

イルカ先生の一言でまた生徒たちの声が大きくなる。

「オレが決めた2人ペアで対戦してもらうぞ」

そういうとイルカ先生は、脇に挟んであったボードに挟んである紙をみながら、ペア同士になる生徒の名前を言っていく。

「シカマルとチョウジ！」

「やったねシカマル」

「めんどくせーけど付き合ってやっか」

「サクラといの！」

「足でまといになるんじゃないわよデコ！」

「アンタこそすぐ負けんじゃないわよブタ！」

「そして、ナルトとA！」

「一緒だねナルト」

「おう！」

生徒全員のペアわけが終わり、いよいよ試合の始まりだ。