Guarigione dell'anima TRE～暗殺チーム～ (ページ2)

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CENTODUE amor ② ページ2

イルーゾォによるでぃーぷなKissをくらったA

『もう……いや……部屋……帰りたい……』

「A～っ！！しっかりしてくださいィ～！！！」

ペッシがAに水を渡す

『Grazie………ペッシ』

ぐったりとしたA、酔いつぶれたメンバーたち

先程の騒動といい、Aは振り回されてクタクタだ

『大丈夫……なんのこれしき…………ペッシ、少し手伝って貰えるか……』

「だ、大丈夫ですけどよォ………Aこそ……」

さっきから瞳がとろんとしてるけど……

『………簡単な事だ………毛布、とってきて……皆に……ふぁあ……眠い……』

「Aの分も……」

『わたしは……むう……………なんか、ほったらかすのもなんだからなぁ…………わたしのも頼むよ……』

「了解っス～～！！」

☆☆☆☆☆

聖なる夜

キミ達と初めて過ごすクリスマス

とんだ日になったけれど………

まあ、それなりに楽しめたさ………

☆☆☆☆☆

明くる日

『…………』

みんなはまだ寝てるか………

あれからとりあえずペッシと一緒に毛布は被せてはやったが……

相当効いたのだろう、、、

全員未だ爆睡中だ

『………メール』

自室に戻る

他の者たちを起こさないようにそっと、そーっと……

『……マスターが言ってたらしい……始末すべき人物……』

あー。誰だ？その話を聞いたのは？？

ぼ、ぼくじゃあないな……

私も違う

まあいい、とりあえず任務は遂行しなくては

『…………』

カチャリ

また音を立てないようにそーっと扉を開け、閉める

机に置いてあるパソコンを起動

その間に着替える

胸にぶら下がっているネックレスをじっと見つめ、また彼のことを考える

『あ………来てる』

いつもの、クロスからのメールと……彼、ディアボロからのメールが届いていた

とりあえずクロスのものは無視

後で見たって構わない

『……………フフ』

少し、呆れ笑いが漏れる

"A、いつでも私の元に帰ってきても構わない。お前が望むのなら、そのままでも構わない。それで、お前の望みが叶うのなら"

『ああ。叶うとも……いつまで持つかわからないからね……』

彼の名前は口には出さない

いつどこで誰が聞いているかも分からない

彼を守るために自分はいるし、彼は自分の望みを叶えようとしているし

『………どうかな……やっぱり、"死ぬのはイヤだな"』

願うのは、長くこの幸せな時間が続く事

ただそれだけだ