白恋の野に降れる白雪【イナアレ】

１５話 ページ16

「…えっ…と…」

今朝はイレブンバンドの着信音で目が覚めました。

その連絡内容は…

【次は世宇子中な！早く帰って来いよ！ byアツヤ】

監督でもないのにどうやって僕に連絡したのだろうか。

監督を脅迫…？




「ダメだ、アツヤ先輩だとリアリティありすぎて洒落にならない…！」

一人旅館のロビーで顔を真っ青にする今日この頃です。

「それはそうと…どこですか世宇子中。」

「僕が案内しようか♪」

「Ｗｈо Ａｒｅ Ｙоｕ！？！？」

「Ｍｙ Ｎａｍｅ Ｉｓ亜風炉 照美。」

亜風炉？てる…み…

「もしかしなくてもアフロディさん？」

「そっちの方が有名か。あぁ、そうだよ。」


感想言って良いですか？





可愛い。←―

流石美の神アフロディーテ！！

「ところでどうしてここに？」

「白恋の…吹雪士郎くん、だったかな？彼に連絡を貰ってね。」

「士郎先輩…！感謝です…！！」

「ふふ、君は素直で可愛らしいね♪」

「？」

「なんでもないよ。」


士郎先輩とＬＩＮＥ交換しておいて良かったです。



「(白恋メモ２：先輩がとても気が利く…！)」




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「「はっ！！」」

「どうしたの？」

「Aはモテるっぺ…！」

「くっそ、白雪ぃ！早く帰ってこいよぉぉぉ！」


「…またかよ、おい」←―

センサー起動したなえとアツヤ。

完全にキャラが旅行中の士郎であった。

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