私の周りにはイケメンが多いが誰一人として碌な奴がいない件【ブルロ×文スト】

唐突なイケメン発言(？) ページ8

『にしてもアンリちゃんは何故ここに？』


帝襟「私は絵心さんの身の回りのことをやる係みたいな人でね」




え、つまりはこんな可愛い子に絵心さんは世話してもらうと？？

……ちょっとそこのポジション変わって欲しい




帝襟「ここにはAちゃんを呼びに来たの」


『あれま私を。これは失礼、行こうか。案内を頼むよ』


帝襟「はい！」




そして施設内に入り暫く歩いてたくさんのモニターがある部屋についた
その中でモニターを見ている絵心さんの後ろ姿が目に入った

なんかこういう無数のモニター見るとドス君思い出すなぁ

なんて思っていたら絵心さんが椅子を回転させてこちらに向いた




絵心「来たか」


『来ましたぜい。仕事は？』


絵心「暫くはない。ていうか未だ選手すら来てないしな」




嗚呼、やけに静かだと思ったら




絵心「選手が来るのは3日後だ。それまでにブルーロックの地を頭の中にインプットしておけ」


『あいあいさー！』




私が元気よく返事をすれば二人が驚いた顔でこっちを見つめてきた

……なんか変な事云ったかな……？




『お二人さ〜ん？どうしたんですか〜』


絵心「いや、てっきり「三日でこの広さを！？無理ですよ！」とか言うかと……」


『暗記力良いんでね。外から見たのと先刻ここに来るまでに少し歩いたので大抵の場所は何となく判ったし！』


帝襟「え、でも食堂とか通ってないし……」


『あくまで大体の場所だよ。食堂はあっちの方でしょう』




私はそう云って食堂があるであろう方向を指さした




帝襟「そ、そうなんですか絵心さん……？」


絵心「……合ってる」


『わーい！合ってたー！』




いやぁ！やっぱり私って天才だね！

まあ乱歩さんだったら2秒で全容把握してそうだけど




『えーじゃあ施設内見学は判ったけどあとは？』


絵心「選手が来た翌日にお前を紹介する。モニター越しにな。自己紹介内容でも考えておけ」


『は〜い』




てかそれ終わったらやることないのか
暇だ




『因みに私の部屋は？』


絵心「モニター室に近い方が良いかと思ってここから歩いて2,3分程のとこに部屋を用意しておいた。そこを使え。因みにその部屋一人屋部にも拘らず一番でかいからな」


『え、そんなとこ使っていいの？？』


絵心「お前に体調を崩されると困るからな」


『唐突なイケメン発言！！』




そんなこんなで茶番してる間に結構時間たっていたので施設内見学は明日にして寝ましたとさ

前世の私はいったいどんな徳を積んだんだろうね！→←美人と聞いて心中というワードが出てくる私は末期に近づいているんだと思う

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