推しに勝てるわけないでしょ【宮侑】

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束の間の10分休憩


侑は北さんの説教を食らっているから私の肩周りは未だ安全である

あんなにグイグイくると思わなかったから疲労感半端ない




赤「お疲れ」

『お疲れ…』

赤「宮に告白されたんだって？」

『あれを告白と言って良いのか…ってか何で知ってるの？！』

赤「あー…」




京治はしまったという顔を逸らした




『え、京治以外も知ってるの？』

赤「以外というか…皆知ってると思う」

『なんてこと…それなら助けて欲しい…』

赤「まあまあ、推しに似てる人に好かれてるんだから良かったじゃん」

『嬉しいけど嬉しくない！！』

赤「どっち？」



まさか皆知ってるなんて、ため息が止まらない

気づけば北さんの説教タイムが終わったのか、侑が走ってこっちにきた




侑「京治君おつー！次梟谷とやから負けへんで」

赤「よろしくね」

侑「おん！…透」

『なに？』



私の顔を覗き込み、頬に手を添えてきた


なんでこんな自然にできるのか分からん…

でも何言われても大丈夫、どんとこいや！




侑「汗拭かんと風邪ひいてまうで？」

『〜〜〜〜！！』

侑「お？今の似とった？」

『マ、ママ、マサヤ君のセリフ…』

侑「角名に教えてもろたんよ〜」

『親友ー！何してくれてんのーー！！』

赤「…頑張って」

『京治助けて！』

侑「透はこっちやで〜」

『やだーーー！』







誰でもいいから助けてよ心臓もたない…





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お気に入り登録175人！ありがとうございます！


コメントのお返しします！


〜ゆーさん〜

生きがいとまで言われるなんて堪らんですね〜
はい！愛されました！愛され最高！w
応援に応えられるよう私も死ぬ気で更新します！
最後まで見て頂けたら嬉しいです！

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