【文スト】私の知ってる文豪と違うっ！【トリップ】

~5~痴人の前に夢を説く ページ6

なんやかんや(←)で探偵社に着き、
中に入る事となった。



太宰「与謝野女医、新入社員ですよ。」



そう言って太宰 治に背中を押された。
その瞬間、




「おや、これはまた可愛い子じゃないか」



いやいや貴方様の方が可愛いですよ?
ていうか美人ですよ?
あと胸デカッ!大人の女ってスゲェ!





「妾は与謝野晶子。此処の専属医さ。何かあったら妾に頼るンだよ?」


『あっ、えっ、あっ三条Aです!よろしくお願いします!』


「うん、やっぱり可愛いねェ…いつでも《お姉様》って呼んでいいンだよ?」


『お、お姉様…?』





うん、こっちの世界での与謝野 晶子はとてつもなくセクシーだ。
スゴイなこの事務所。今んとこ美男美女しかいない。



お姉様かぁ…今度こっそり言ってみようかな…






「あの、新入社員の方ですかね…?」

「可愛らしい方ですわね、お兄様!」



今度は右隣の美男美女に話しかけられた。
もうここ何!?私空気になっちゃうよ!?蒸散しちゃうよ!?(半ギレ)





「僕は谷崎潤一郎。ここで助手のような仕事をしています。で、こっちが…」


「妹のナオミですわ!」



そう言って抱き合う…というよりはナオミさんが抱き着いてる二人。





『三条Aです。よろしくお願いします、ナオミさん、谷崎さん』


ナオミ「ナオミでいいですわ!あと、敬語は使わなくて大丈夫ですわよ!」


『えっとじゃあ…ナオミ?』


ナオミ「よろしくお願いしますわ、A!」


『ぐふっ!?』




ナオミはそう言って思いっきり抱きついてきた。
髪さらっさら!あとなんかいい匂いする!!




「僕は宮沢賢治です。僕も賢治君でいいですよ!」



今度は…可愛い男の子だ。
多分年が近い…かも?




賢治「とっても可愛い女の子ですよね!」


『うぇ!?///か、可愛い…?///』


賢治「はい!」





ダメだ慣れない。


こんな美少年に「可愛い」って言われるなんて!


胸が発作並みに苦しい!!






太宰「おお!やるなぁ賢治君!」


国木田「全く…」

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