【ツイステ】ユニーク魔法・重力操作【文スト】

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図書館に着いた。

そこは先程クロウリーに会った場所。


「…調べる前に、聞いて欲しい事がある」


「なんですか？」


「俺の元いた世界の事と、何で此処に来たか、だ」






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俺は、さっき言ったヨコハマってところで、それなりの仕事をしていた。

まァ表向きには言えないような仕事だ。

その日は敵の組織を殲滅する事が任務で、数十分したらすぐ、後残り数人となった。


俺の世界では、「異能力」って言う、手前らの言う魔法みてェなものがある。誰でも使える訳じゃない、特殊な力だ。

さっき狸を捕まえた時も、俺の持っている異能力を使っていた。


話を戻すと…。


あと残りの数人となった時、その中の一人が異能力者だった。

敵組織の異能力の詳細は知らず、異能力者が居るって事のみを知っていた俺はとりあえず片っ端から蹴り殺していく。

真逆、敵の異能力が「触れた者を異世界へと飛ばす」ものだとも知らずに。


そう、蹴ったことによってそいつに触れてしまい、飛ばされたって訳だ。


だから、俺にとって此処は、“異世界”なんだよ。

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