意外な怖気 ページ4
『真神A様』
そう書かれたプレートが掛かった病室の扉の前に私は立っていた。
中島 『明日が僕・・・頑張らなきゃ!』
敦くんはそう云っていたけど、私は敦くんみたいに何でも真っ直ぐじゃ無いのだよ?
私はAの病室に入るのが怖かった。
私がAに会う事が許されるのだろうか?
私はAに酷い事を云って酷い扱いをしてきた。其れは迚も意味のない事だ。
私は病室の前に立つ事五分、覚悟を決めて震える手で病室の扉を開けた。
真逆私が扉を開ける位で怖がるなんてね、思いもしなかったよ
太宰 「やあAちゃん」
貴 「・・・」
私は返事をしてくれないAちゃんを見て少し寂しそうに笑みを浮かべると椅子に座った。
Aちゃんの頭を撫でたいが私が撫でて良いのか迷っていると開いていた窓から風が吹き反射的にAちゃんの頭に手が当たった。
迚も偶然とは思えない。
太宰 「此れはAちゃんが私に触って欲しいって云う合図かな?。・・・何てね」
私はAちゃんに話し掛ける様に独り言を呟くとふとあの日、異能力者二人と戦った日の事を思いだした。
まあ倒したのはAちゃんなのだけどね。
あれは謝っても謝りきれないね
330人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっち - もう意味わからんくらいに泣きました良作品ありがとうございました (9月30日 0時) (レス) @page46 id: 8abd05d020 (このIDを非表示/違反報告)
夢菜 - もう物理的に心が傷んでやばかったです!号泣してティッシュ無くなりました! (7月27日 12時) (レス) @page46 id: d976c5d16a (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - ベットの上で読んで、大号泣しました…すごいいい話でしたね!ティッシュもハンカチも無くて、枕がずぶ濡れなんですが!? (2022年5月23日 1時) (レス) @page46 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - やばい涙がやばかったです!ポケットティッシュめちゃくちゃ使いました! (2022年3月21日 8時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
黒芹(プロフ) - 観覧ありがとう御座います!、そこまで泣いてくださって嬉しい?です! (2019年5月29日 15時) (レス) id: e1a12d6e15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒芹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26
作成日時:2017年1月5日 13時