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中島 「A、さん!」

貴 「おっ!、中島さんだーーー!、おはよう!」

Aさんは昨日とは違って何時もの笑みを浮かべるAさんに戻っていた。

だけど僕には昨日のあれを聞いてしまっては無理に笑っている様にしか見えなかった。

中島 「Aさん!、僕この前Aさんの眼を気持ち悪いって云いましたよね?」

僕がAさんの眼の話題を持ち出すとAさんの肩が一瞬震えた気がした。

Aさん顔には出さないけど結構苦しんでるっ

中島 「気持ち悪いだなんて嘘ですよ!、凄く綺麗で何時までも見ていたい位綺麗です!!

あんなの嘘です。本当に御免なさい!」

貴 「アハハ〜。大丈夫大丈夫〜」

Aさんの笑みがさっきより崩れてきてる

疑ってるのかな?、其れはそうだ、だって僕達は散々酷い事を云ったりした

疑われて当然だっ!

だけど此処で引けないっ、僕はAさんに帰ってきて欲しいんだ!

中島 「もう一寸近くに行っても善いですか?」

貴 「うん、善いよ!」

僕はAさんに近寄って手を握った。

Aさん僕の事が怖いんだ、怖くなかったらこんなに手が震えるはずないですもんっ

中島 「この前Aさんが云った通り僕達には少なからず許して欲しいって云う気持ちがあります。

でもそれ以上にAさんと又一緒に探偵社で働きたいんです!

やりたい事だっていっぱい在って・・・」

貴 「うん、中島さんの云いたい事は分かったよ。だけど御免、今日は帰って」

Aさんっ・・・

Aさんが僕に背を向けると笑顔が消えていた。

御免なさいっ

謝る事しか出来ない僕は本当に臆病者だっ

中島 「はい!、又迎えに来ますね!」

僕は精一杯の笑顔をAさんに向けた。







貴 「もう来ないでっ」

Aは一人残って呟いた。

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もっち - もう意味わからんくらいに泣きました良作品ありがとうございました (9月30日 0時) (レス) @page46 id: 8abd05d020 (このIDを非表示/違反報告)
夢菜 - もう物理的に心が傷んでやばかったです!号泣してティッシュ無くなりました! (7月27日 12時) (レス) @page46 id: d976c5d16a (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - ベットの上で読んで、大号泣しました…すごいいい話でしたね!ティッシュもハンカチも無くて、枕がずぶ濡れなんですが!? (2022年5月23日 1時) (レス) @page46 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - やばい涙がやばかったです!ポケットティッシュめちゃくちゃ使いました! (2022年3月21日 8時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
黒芹(プロフ) - 観覧ありがとう御座います!、そこまで泣いてくださって嬉しい?です! (2019年5月29日 15時) (レス) id: e1a12d6e15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒芹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26  
作成日時:2017年1月5日 13時

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