幸せになるまでのお話

ポートマフィア壱の体術使い ページ20

僕達は依頼や仕事を熟しながらAちゃんを探していた。

Aちゃんが居なくなって一週間と三日が経った頃Aちゃんと思われる姿が監視カメラに写っていた。

だけど・・・

谷崎 「一緒に居るのって・・・！」

だとしたらAちゃんが居る処って・・・



谷崎 「Aちゃんの居場所が分かりました！」

国木田 「其れは本当か！？、谷崎！」

この情報を本当に伝えても良いのか伝えたらAちゃんは如何なってしまうんだろう・・・

探偵社の皆は会議室に集まった。

太宰 「其れで、Aちゃんの居場所は？」

谷崎 「・・・はい、Aちゃんの居場所は・・・」

本当に伝えても良いんだろうか

でもAちゃんを連れ戻すには居場所を知る必要が・・・

国木田 「谷崎？、如何した」

谷崎 「Aちゃんは監視カメラに写っており、服装から近くに住んでいる事が分かりました。横浜市港区としか分かって居らず・・・

・・・Aちゃんと一緒に居た人物が居て、その人物が・・・」

僕がホワイトボードにAちゃんが映っていた写真を貼り付けると皆は驚いた様に目を見開いた。

そりゃあ当たり前だろう。

だってAちゃんと居たのがポートマフィア幹部で重力を使う異能力者であり体術使いの中原中也だったのだから。

太宰 「何で中也と一緒にAちゃんが・・・」

Aちゃんは楽しそうに笑いながら歩いている処から誘拐ではない事が分かった。そしてたまに中原中也とAちゃんが湖公園で喋っているのを多々目撃したと云う証言が出てきた。

会話の内容は良く聞かなかったが『積み木』や『林檎』などの単語が聞こえた。

その単語から推測するに二人の関係は友達関係である事が分かった。

太宰 「きっとAちゃんは中也の家に居る、場所は此処だよ」

太宰さんは元ポートマフィアでその情報は信用が高い

中島 「じゃあ今すぐにでも！」

ポートマフィアの中原中也の家に行くには色んな危険が伴うが太宰さんが中原中也の仕事の裏を取ってくれていない時間に行く事になった。

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