*友達なんて*２【御幸一也】

STORY 46 ページ6

さっきから日波がめっちゃ見てくる…


食いたいのか？チャーハン…


聞くと『別に』と、答えたが絶対食いてぇ〜だろw



少しからかってみるかw



『食べたい』と言っているが聞こえないフリ




『た、食べたい！』



少し照れながら一生懸命に言ってきた

やばい…なんだよ今の顔……///



そんで、食べさせたら顔が緩んで…


可愛いな…///



そんな事を思っていると、明日の事を聞かれた



明日は土曜日…部活もない



でも、帰った方がいいと日波が言った




が…




その言葉はすぐにかき消された…




・




『そばに…いて……』




・




「えっ…」




今にも消えてしまいそうな声で日波は言った


手を見ると震えていた


俺はなにも言わないで日波の手を握った




「大丈夫…いるから安心しろ…」


『うん…』




そう言うと日波の体は横になり寝た…


俺の手を握りながら…




さっきの不安そうな顔ではなく、どこか安心したような顔をしていた




「ふぁ〜」




眠気が…


俺は日波に寄り添うように頭だけベッドの上に乗せて寝た

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起きたら夜中…


手を見ると御幸が握っていた



『そばにいて』



御幸に言ったら安心しろ…と、そう言って手を握った




言葉のとおり


安心した…




少し布団が重い思ったら御幸が頭だけベッドに乗っていた




『本当に…いてくれたんだ……』




私は御幸を起こさないようにそーっと起きて、近くにあった毛布を御幸にかけた



『ありがとう…』



そう言ってまた布団に戻った




・




御幸なら…



信じても…



いいかなぁ…




・




そう思いもう一度寝た

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