*友達なんて*２【御幸一也】

STORY 74 ページ35

それから数日…私は文句一つ言わず野球部のマネージャーをやっている



いろいろ言いたいけど言わない



私えらい(｀・∀・´)」



つまらなくもなく楽しくもなくごくごく普通の日常を過ごしていた




だけど…




流石にね…




避けられない人がいますよねw





文句言わない私だが、無表情ってのもあり、かまってちゃん的なオーラ出てるっぽくて、同じ二年のマネージャーから若干冷たい目で見られてる


それに加え、よく野球部員に話しかけられる
(特にメガネと元ヤン)


基本無視なのだが周りから見ればね…




はぁ…めんどくさい




梅「日波〜来て〜」




呼ばれたので行く


もうすぐ練習が終わるから飲み物とタオルの準備をする




梅「A！」


『っ⁈⁈』


夏「っ⁈」




いきなり下の名前で呼ばれて困惑する


久しぶりに他人に呼ばれたから…




『えっ、あ…ん？……えっ？』


夏「幸子？」


梅「いやぁ〜ちょっと呼んでみたくなってね〜てか、あんたの反応面白かったよw」


夏「ん〜じゃあ私も…A」


『はい…？』




どう返せば正解なのかわかんない




とりあえずそのよくわからない会話は終わった



練習が終わり、飲み物とタオルを渡していく




御幸を避けて




御「日波〜飲み物くれ〜」


『…』←無視


御「無視かよw」



とまぁ、こんな感じで毎日やってる

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練習終わりに野球部のグラウンドを見たら幸子と唯がいた




梅「今日も一日お疲れ様〜！」


夏「んー…日波……じゃなくてAは計画的犯行はしてない…か……？」


梅「どゆこと？」


夏「どっちだと思う？あれはかまって欲しい演技か、そうではないか…」


「どっちなんだろうね…」


夏「ゆずき！」


「まぁ、私は演技だろうが関係ない！日波さんと仲良くなりたい！」


梅「優しいねぇ〜ゆずきは〜」




なんで？なんで日波が野球部のマネージャーやってんの？


あり得ないんだけど、ムカつくんですけど


ウザいんですけど、やめてくれないかな？


最近御幸君たちとも仲良いし、本当にムカつくね


今は幸せかもしれないけど、ぶち壊してあげる




「ふふふ…」

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