*友達なんて*２【御幸一也】

STORY 63 ページ24

帰り道イライラしていた


そしたら…




男1「ねぇねぇ、学校帰り？」


『…』


男2「無視しないでよ〜そこのゲーセン行かない？」


『…』




こうゆう時にかぎって絡まれる、最悪だ…




男1「そんな顰めっ面したら可愛い顔が台無しだよ〜」


『どいて…』


男2「俺らと遊んでくれたらね〜」


『むかつく…離して』


男1「ゆうこと聞けよ、痛いめにあいてぇーのか？」


『いや、別に』


男2「だったらついてこいよ」


『断ります』




口論する中どんどん腕を引っ張られる…


気づけば人通りのない何処かの工場……




男1「生意気な口叩くんじゃねぇーよ」


男2「ガキのくせに」


『そんなガキと遊んでる方も充分ガキだと思いますよ』




ぐっ……殴られた…


相手は二人…勝てないこともない……


でも最初の一発が顔面でその衝撃のせいか頭がクラクラする………




男1「このクソガキ！」


『うっさいなぁ！』




隙ができた……今ならやりかえせる


思いっきり殴った




男1「ぐはぁ！」


男2「おい、大丈夫か⁈てんめぇ！」


『ゔぅ…』




殴った男は腹を抑えてうずくまっている…


その間にもう一人やらなきゃ…




男2「ぐっ…」


『はぁ…はぁ…』


男1「待てよ…」


『…っ⁈』





鈍い音と共に訪れる頭痛……






………私はそのまま地面に倒れた………………

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