*友達なんて*２【御幸一也】

STORY 58 ページ18

純「だぁらっしゃぁぁぁぁぁあああああ！」


『ﾋﾞｸｯ!』


礼「あはは、今日も凄いわねw」




怒鳴りながらボールを打つ

びっくりした…(・ω・｀)




純「オラァぁぁあああ！」


『ﾋﾞｸｯ!』


亮「あ、日波じゃん」


純「んあ？おぅ！見に来たのか！」


『…』


亮「どう？入る気になった？」


『(ブルブル)』




少し怖い笑みを浮かべて亮介先輩は聞いてきた

入んないよ！やだよ！！




春「兄貴、知ってる人？」


亮「ん？まぁね、今度うちに入るマネージャー」


『入りません』


春「えっ、どっち…」




亮介先輩と話しているのは…弟かな？

髪の色同じだし、「兄貴」って言ってたし…




春「えっと、小湊春市です。よろしくお願いします」




顔を赤くして言ってきた、恥ずかしがりやなのかなぁ…

礼儀正しい…一年生にもちゃんとした人はいるんだね

いつも通りに返事を返した




『うん』


春「(あれ、機嫌悪くしちゃったかなぁ…)」


亮「春市、やろっか」


春「あ、うん…」




はぁ…帰りたい……



(カキーンッ！)

(ナイスバッティング、A！)

(今日も絶好調だね！)



(なんであんたが四番バッターなの？)

(むかつく)




『…』


亮「？」




嫌な事思い出しちゃったよ…

まだ帰れないのかなぁ…

もう、辛いよ…




沢「おいしょー！」


御「おいおい、空振ってんぞw」


沢「今のはシミュレーションですよ、シ・ミュ・レー・ション！よーし、次こそは〜！」


御「次こそはって…wてか、言い方ウザいw」




気づけば御幸達はブルペンからこちらに来ていた

沢村は…打てないのかw




礼「バントは上手いのに…」




そうなんだ…なんかすごいなw

沢村に変わり次は御幸が打つ

ホームが綺麗だ、沢村とは大違いw




礼「御幸くんはランナーがいないと打てないのw」




え、それって…いい意味でも捉えられるし悪い意味でも捉えられる…w




哲「ノックをやる、全員集合してくれ」


全「はい！」


礼「私たちも行きましょう」


『…』←コクリ




広いグラウンドに向かった

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