*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 37 ページ38

数分後…


中「あっがり〜！」




中本があがった




御「ちっくしょ〜///」


倉「負けたぁ〜///」




おいお前ら顔が赤いぞw




倉「御幸には負けたくねぇ…」


御「倉持、ジョーカー持ってんじゃねぇ〜の？w」


倉「残念だけど持ってねぇ〜よ」


御「ってことは日波か…」



目が遭いそうになったので逸らした


御幸は私の持っているカードを見て悩んでいる



御「よし、これだ」



引かれたのはジョーカーではないカード


だが、揃わなかったみたいだw


よっしゃ(｀・∀・´)」



倉「あ、あがった」


御「えっ⁉︎マジかよ！」


倉「ヒャハハ！俺の勝ち〜w」


御「む、ムカつく…w」




これで残りは私とメガネ…



負けたくない…


あれ…私意外と楽しんでる？w



まぁ、いいか






葛藤が続き…






御「よっしゃ！あがり〜！」



ま、負けた…



『(´・ω・｀)』


御「そんな顔すんなよ！」


『寝る…』


倉「拗ねた…w」


中「あらら…w」



それから降りる駅まで起きなかった





先生「じゃあみんな、気をつけて帰れよ！」


全「「はーい」」



駅で解散



辺りはもう暗い



はぁ…地獄の三日間が終わる……



みんな家に帰る…



私も帰ろう




そう思い足を進めた時だった




ガシッ…




『…？』



誰かに掴まれた



御幸だ…




そのまま引っ張られた




あまり人がいないところまで連れてかれ…




御「はい」


『？』



渡されたのはキーホルダー



『なんのつもりだ』



小さく「友」と書いてある



御「俺ら友達だろ？っつーことで、友達の印」



そう言って私と同じものをぶらぶら揺らしている



『お前と友達になった覚えなんてない』


御「ひどいなぁ〜」



キーホルダーを返した


だがそれを私のリュックサックの中に御幸が入れてきた



『…』


御「睨むなよ」


『はぁ…もういい……帰る』





別にキーホルダーをもらったからって友達なわけじゃない…




ほっとけばいい…




「じゃあなぁ〜」と、後ろから聞こえたが無視した






家に帰り次の日の朝



母「あっ！お土産！御饅頭だ！」


『はしゃぎ方が子供だねw」


母「いただきまーす！」


『どう？』


母「美味しい〜！Aも食べなさい！」


『いいよ、私は』


母「食べなさい！美味しいんだから！」



強制的に食べさせられたw



味は…




美味しかった+ﾟ｡*(*´∀｀*)*｡ﾟ+ 

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