*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 16 ページ17

次の日



先生「日波、来い」



先生に呼ばれた


無言でついていく


この道はきっと職員室であろう…



昨日の事か…




先生「お前、その顔の傷なんだ？」




聞かなくてもわかってるくせに…




『殴られました』


先生「誰にだ？」


『知りません。でも高校生でした』


先生「お前、相手は男だったのにやり返したのか？」


『はい』


先生「そ、そうか…」


『向こうはなんか言ってたんですか？』


先生「女の人に急に殴られたって言っててな」




ははぁ〜なんだよその嘘

情けない男達だことw




『言っておきますけど先に殴ってきたのは向こうなんで』


先生「お、おぅ…疑って悪かったな」


『私はこれで…』


先生「あ、帰りに保健室よってけ」



ぇえ〜やだ〜


と、思いっていると保健の先生が廊下を通った



先生「あ、先生！すみませんが日波を見てくれませんか？」


保「いいですよ、ってそのお顔どうしたの？」



同じ事を何度も聞かれるとムカつくねw



『先生から聞いてください』



職員室を出た



先生「3人も相手をしたとは…たいしたやつだな……」






保健室についた


保「じゃあ服脱いで」



と、言われ脱ぐ



保「すごいアザ…」



先生が所々骨が折れたりしていないか触る


アザの近くになると痛い…




『いっ…』


保「折れてはなさそうね」




服を着て時計を見た




『授業始まってんじゃん』


保「あら、本当だわ」



今更教室にもどんの？めんどくさ…



保「早く教室に戻りなさい」


『1時間だけ』


保「だめよ」


『いいじゃないですか、安静にしてないとだし』


保「もう…1時間だけよ」


『やった！』




授業サボり〜！


それから1時間ずーっとぼーっとしていた




サボりってやっぱしいいよねw

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