【文アル】サヨナラって悲しいかな

十七話 ページ20

二人と外に出ると、周りの木々が色づき秋の訪れを告げていた


新見「もう秋だねぇ…」


と、南くん(そう呼んでと言われた)も同じことを考えていたようでそう呟いた


宮沢「だねー…」


二人が静かに景色を眺めているのをみて、僕もぼーっと景色を眺めた


しばらくして賢くんが


宮沢「あ！遊びに来たんだった！」


と言い、ハッとして


『何して遊びます？』


と、適当なことを言った僕である


すると賢くんが、かくれんぼとかどう？と聞いてきました


もちろん僕はなんでもいいのだよ


そして南くんも賛成した為、3人でかくれんぼをすることになった


最初の鬼は僕。これでも探すのは得意な方、だと思いマッスル←


数十秒数え、『もういーかい』というと「「もういーよ」」という声が聞こえてくる


そして探し始めて数分後、二人とも見つけてしまった←速いよ(by作者)


新見「絶対見つからないと思ったのにぃ…」


宮沢「うーん…梓羅川先生が見つけるの上手すぎるんだよ！今度は二人で鬼をやろう！


それで、梓羅川先生を1分で見つける！」


流石に早すぎんか、と思ったが口には出さずに、『いいですよー、望むところです！』


と答えた


新見「いいねいいね！じゃあ僕たちが20秒数えるから急いで隠れてね！』


『はーい』


20秒で隠れられるところは…あそこしかないですねぇ←なんで知ってるんだ((((；ﾟДﾟ)))))))


新見「じゃあ行くよ？よーい、スタート！」


二人が数えたので僕は木の上に向かいまっせ←


これでも木登りはできるぜ☆


などと思いながら木を静かに登る


そしてちょうど登り終わった頃、


宮沢「もういーかい！」


という声がしたので『もういーよ』と返しておく


二人が探しはじめて五分後



一向に見つかる気配が無い


ふむ、これは(￣∇￣)ﾆﾔﾘ


あと五分経っても見つからなかったら自分から出て行くとしよう


そして五分後(展開がクソ早いのは許してくださいぃ)


まだ、見つかっていません…


南くんも賢くんももっと上を見たほうがいいでしょ


じゃあ出ましょう！


『二人ともーちゃんと見つけてくださいよー』


新見/宮沢「「ひやぁ！！！！」」


すごい驚きようですね…w


新見「どこに隠れてたの！？ズルしてないよね…」


『ズルなんてしませんよ、あの木の上に隠れていたのです』


宮沢「嘘ー！僕たちあの下まで行ってたのに…」


『まあ、今回は僕の勝ちということで』


そして無事僕が勝ちましたとさ

そしてまたもやお知らせ…→←十六話

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