〃 ページ18
……
「う…い…よ。だ…な…ね…」
彼女の怒りは…重く冷たく突き刺さる
国木田「ｿﾞﾜｯ )な、なんだ風鈴
「うるさいんですよ…黙れ…!!意気地無し眼鏡!!仲間を助けるのに何を迷う必要があるんですか！
…筋が違う？露見すれば探偵社が傍杖？
だから…何なんですか？
僕たちの仲間が今…死にかけているかもしれないのに、会社の名誉の心配が先だと…あなたは云うのか？
そんな、生半可な気持ちで、僕の友達を助けるっていうんなら…仲間だと云うのなら…
貴方に、敦くんを仲間と呼ぶ資格はない…助けにも行かなくていいです。僕がこの体が引きちぎれても連れ戻しますから…
僕は、あなた方は仲間思いで家族のような暖かい方たちだと思っていました。
僕が見ていたあなた達は…僕が勝手に『想像』して作り出した虚像だったのですか？
だとしたら今すぐ太宰さんに消してもらわなくては…いけませんね
僕は…今あなた達を信じられません。今のあなた達なんか…
『大嫌い』ですよ。
死んでしまえばもう…何をどうしようが助けられやしない。
よく知っているはずです…だから僕は、行かなければならないんです…彼が死んでしまう前に!!この手で助けられる内に!!
もし敦くんが、僕が、死んだら…せいぜい後悔することです。仲間を軽く見たことを。早く助けなかったことを。失ってみてから見えるものも有りますから。
僕は…ただ今から探偵社としてではない、
中島敦の、友達の１人としていきます。だから…
止めても無駄です。」
風鈴の静かだが、あまりにも強い怒りに…
見つめられれば射殺されてしまいそうな冷たい目線に…圧倒されてしまい
彼らは一言も発することができなかった
「社長、…いや、福沢さん。戻ってくるとは言いません。
ただ、筋とか探偵社がとかではない。ただ1人の人間として僕は行かせていただきます。
でも、もし…僕が戻ってきたら。
一発殴って下さって構いません。
あとは煮るなり焼くなり退社させるなり好きになさってください…」
福沢「…承知した。」
国木田「…社長!?然し…ｯ」
「…行ってきます、だなんて言いません。帰って来られるかもわからないですから…だから、こう言っておきます。
皆さん、
『さようなら』」
_____ﾊﾞﾀﾝｯ
国木田「なっ!!風鈴…ｯ!!」
「「「…風鈴/さん/ちゃん!」」」
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ユキ(プロフ) - 部活の後輩さん» コメントありがとうございます！是非読んでみてください。(´∀｀*) (2018年3月13日 0時) (
レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
部活の後輩 - 初めて2次創作のトリップ物の小説を読みましたが、読みやすく、面白かったです。他の物も読んでみようと思います！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: fed3a9ed93 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» マ、マジスカ…こんなヤツガレが………(光に帰る) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 羽龍さん» 私でよければ。よろしくお願いします！ (2016年5月15日 23時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» はい！……あの、迷惑でなければヤツガレと友だt((…いえ、お互い頑張りましょう！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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