【瀬名泉】逃げる私と追いかける君【ラブライブ！サンシャイン】 (ページ13)

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13話ページ13

⚠プロデュース科はテストケースのみで終わった設定

side 梨子

朔間さんかの話から数日経った頃。
私は自身の部屋であのヒントを元に検索をかけていた。

梨「朔間さんの出身高は夢ノ咲学院だけれど、アイドル科だよね。じゃあほかの科？？でも確かあそこアイドル科の警備が厳重って……」

何かないかと私は頭を働かせる。
多分だけれど先生のあの指導のうまさからしてじきっとアイドルと関わりがあったと思う。

梨「あーいうのってプロデュースって言うのかな…」

私はダメ元で夢ノ咲学院プロデュースと検索ワードを打ち込む。
やはり公式なサイトは出てこなくて検索ワードがどちらかに絞られた結果がでてくるの。
カーソルを下に動かしていくと一つの掲示板を見つけた。その最終投稿はかなり昔のもので。

梨「！？」

そこにはプロデュース科のことが書かれていた。

“プロデュース科テストケースって調子乗ってるよね”

“ハーレム味わってるwwww”

“そういえばいじめた子退学になったらしいよ”

“こわー”

梨「プロデュース科？テストケース？？」

内容を過去の元へと追っていく。

梨「嘘…これって…

“プロデュース科二年園A”

そこには先生の名前があった。
いやまって。同姓同名かもしれない…もっと確かな証拠を、

私は先生がいたであろう年代にライブを探し始めた。
公式な動画ではダメ。文化祭で撮った感じように一般客が撮ったもの。ステージだけではなく舞台袖が少し見えるもの。探しに探してやったそれが見つかった。

それはknightsのライブ。前列でちょうど斜めから撮ったものがあった。

そこには一人の女の学生がいた。アイドル科のジャケットを着ていた。
その顔は若いけれどやはり先生の面影があった。

梨「じゃあ先生は元プロデュース科ってこと？でもじゃあ何があったの？？」

そう思い私はわかったことを約束通りに朔間さんに連絡を入れた。