【瀬名泉】逃げる私と追いかける君【ラブライブ！サンシャイン】 (ページ1)

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プロローグ (追記あり) ページ1

「初めまして。」「あんたみたいなガキがプロデューサーなの？」

「私先輩が多分嫌いです」「それは俺も同じだねー」

「…すいません……私の…せいで…ライブが」「こーらぁ。泣かないの。なんとかなったでしょ？だから顔あげな」

「先輩どうですか！この企画！！！」「ふーん。あんたにしてはいいんじゃないの？」

「先輩すっごいカッコ良かったです！/////」「ちょっと/////そんなの当たり前でしょ」

「先輩……好きです。」「俺も」

そして卒業して2年。君が食卓で言った一言が私を決意させた。

「かさくんが卒業したらknightsでデビューしようと思う。」

わかっていたことだった。アイドルは恋愛厳禁。きっと私はお荷物になるだろう。けれど優しい君ならばきっと私を見捨てない。それでは私は甘えてしまう。

だから私は……

海風薫る町にある学校。
都心から1時間くらい。海とみかんの薫が漂う町で私の新たな生活は始まろうとしている。

ざわざわとした体育館。
全校集会なんで懐かしい。話す側ってこういう気分なのかと始めて味わう新鮮な気持ち。

「皆さんこんには。浦の星女学院に新任でやってきました園Aです。音楽を担当します。よろしくおねがいします。」

そう私は瀬名泉から逃げたのである。

設定をすっとぼかしていました。

こちらに主人公の設定を入れさせていただきます。

園A

瀬名泉より一つ下。プロデュース科卒業。卒業後は瀬名とお付き合いを始め、同棲していたが、彼のお荷物にならまいと逃げてきた。