無愛想。71 ページ27
勢いに任せてもっとちゃんと伝える予定だったものまで言葉に乗せてしまった。
沖田「それ、まじで言ってんの、?」
少々キレ気味で言ったので沖田が聞き逃すはずもなく食いついてくる。
もうこの際全部言っちゃったほうがいいな。
「それに気づいたのは最近で、沖田にちゃんと伝えようとしたの。だけどずっと避けられて伝えられないし、私が何かして嫌いになったのかなって思って。
こんな形で言うつもりなかったけど、
沖田のことが好き」
一気に伝えた後でだんだん恥ずかしくなってきた。
やばい、穴があったら今すぐにでも入りたい。
てか埋まりたい。
沖田「ただの早とちりとはかっこ悪りぃや。」
恥ずかしさのあまり下を向いているとフワッと優しく包まれる感覚がする。
沖田「好きでィ」
耳元から聞こえる沖田の低い声に、
今自分が抱きしめられていると言うことがわかった。
「お、きた?」
沖田「本当に俺でいいのか、?」
初めて聞く沖田の不安が混じった声に沖田の背中に手を回す。
「沖田がいい」
クソサドでひん曲がったやつだけど、
それでも沖田のことを好きになったんだ。
沖田「なにそれ、可愛すぎんだけど」
「は、、!?」
1人動揺していると体が離れ、すぐに唇に温もりを感じる。
チュッと音を立て離れる。
「ちょっと、!急になにすんの!?」
沖田「え、なに?予告すればいいの?」
「そう言う問題じゃ、んっ、!」
話してる途中で口を塞がれる。
さっきとは違い何度も角度を変え、
それでもなお優しいものだった。
「ちょっと!?話聞いてた!?」
沖田「さァ?」
この日私たちはようやく恋人という関係になった。
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作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年8月28日 23時