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無愛想。60 ページ16

紙に筆を滑らせる音だけが部屋の中に響く。





沖田「、、たりィ」





そう。
恒例の沖田が溜めに溜めた書類を私が手伝っているのだ。





「そう思うんだったらちゃんとサボらずやればいいじゃん」





なんでこうも毎回毎回学習しないんだこいつは。
おかげで私の仕事が増える一方だ。




なんでいっつも私が手伝ってるのかって?




それは放っておけば土方さんのところに全部送られてしまうからだ。



土方さんは多忙で寝る暇も惜しいのに、こいつのこの大量の書類を回されたら確実死に至るだろう。




それを阻止するために毎回嫌々ながらも土方さんの為に手伝っているのだ。




なのにこいつには申し訳ないとかそういう感情が全く見受けられない。



むしろ喜びすら感じている。





沖田「じゃあなんで毎回お前は手伝いに来るんでィ」



「どうせ土方さんに回すつもりなんでしょ?」




沖田「当たり前でさァ」





こいつほんと頭大丈夫か?





「土方さんの仕事これ以上増やしたら倒れちゃうでしょ」



沖田「、、なに、あいつのこと好きなの?」



「なに言ってんの?」





沖田の感情が読めず筆を置いて沖田の方を見る。





沖田「あいつと仲良さげだからそうなのかと思っただけでィ」



「人としては好きだけどそんな感情は持ち合わせて無いよ」





好きとかそういう気持ちはわからないけど、土方さんに対してそういう気持ちはないということに確信は持てた。



どちらかといえば人として尊敬しているの方がしっくりくる。





沖田「俺の、、いや、なんでもねェや」





何かを言いかけたが書類に目を戻した。





「変な奴」





私もよくわからないまま再び書類と向き合った。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 元攘夷志士   
作品ジャンル:アニメ
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作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年8月28日 23時

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