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無愛想。59 ページ15

沖田が溜めに溜めた山のような書類を片付けているうちに私は見廻りへ出た。




沖田とは出来る限り顔を合わせたくないので今回は書類を溜めてくれてありがとうと感謝する。




書類がなかったら今頃見廻りについてきていた頃だろう。






銀「あれ、Aじゃねぇか」



「兄さん」





声をかけられた方に顔を向けると珍しく1人で歩いていた兄さんがいた。





銀「今日は沖田くんいねぇのな」





その名前に反応してしまう。





「お、沖田は屯所で書類書いてる、、」





私の変な態度に気づいたのか兄さんが攻めてくる。





銀「なに、沖田くんと何かあったの」



「、、何もない」



銀「、、告られたとか」



「なっ、、!」



銀「ヘェ、当たりか。」





いつも死んだ魚の目をして気怠そうな顔してるのに急にニヤニヤし出した。




なんでこういう勘は鋭いのさ、!





銀「で?」



「え?」



銀「いやいや、お前告られてどうしたの」





どうしたって、





「どうもしてないけど」





何しろっていうのさ。





銀「え?なに?お前バカなの?告られて何もしないとかバカなの?いやバカだろお前」





いやいや、なんでこんなにバカ連呼されなきゃならないわけ?






「だいたいそんなこと言われてもどうすればいいのかなんて分からないし」





そういうと兄さんは目を見開きすぐに呆れたようにため息をつく。






銀「よし、決めた。今度の休み、万事屋に来い。
俺がその辺みっちり教えてやる」





肩をがっしり掴まれる。





「ちなみにそれって、」



銀「1000円な」



「ですよね」





万年金欠の兄さんが無料でそんなことするわけがない。




でもまぁこのまま沖田と気まずい感じは嫌だし、
次の休みに兄さんのとこに行くことにした。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 元攘夷志士   
作品ジャンル:アニメ
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作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年8月28日 23時

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