検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:15,507 hit

捌、出前の話 ページ10

翌日。




「やっほーAちゃん。迎えに来たよー」


『Σ( ̄ロ ̄lll)』


翌日に来るなんて聞いてねえよ!!

まあ団子とまんじゅうは昨夜用意しておいたからいいけどさ……


「予告無しに迎えに来ちゃってごめんよ。
旦那が急かしてくるからこんな翌日になっちゃって……迷惑じゃなかった?」


『いえいえ別に。そんな事ないですよお』


「よし、それでは甘味を用意してもらって……しゅっぱーつ!」


『しんこーう』

兄さん……もとい佐助さんに合わせて声をあげて、いざ上田城へ。




「ここが上田城だよ」

『おー!でっけぇー!!!


さすが甲斐を支配する武田の城。

でかい。


『こ、こんな偉大なる場所に庶民の私なんかが足を踏み入れちゃっても良いのでしょうか……』

「んー、普通ならたぶん駄目だろうけど……今回は大将と旦那のご用命だからねー。Aちゃんだけは許可されてるんだよ。多分」

『そういうものなの……?』

「とりあえず付いてきて。まずは……大将の部屋に通すよ」

ちょっといきなり過ぎません?

さりげなく反論しつつも佐助さんについて行く私。







「ここが大将の部屋だよ。因みに今は入らない方が良さげだね


言われなくても察知してるんで大丈夫です

今の状況、察せてますか?
武田主従好きな人なら大体わかるよね。(メタァ)

正解は









「お館様アァァァアア!!!」


「幸村アァァァアア!!!」



「うぉやくぁたすわぁぶあああああああああああッ!!!!!!!!」


「ゆぅきぃむぅるぅあああああああああああああッ!!!!!!!!」




おうふ。(^q^)


「あれが武田名物、殴り愛というか叫び愛というか…というものだよ。
正直俺様にもあれの本当の意味は謎」

仕えてるのに意味分かんないんですか。
私には……ただ肺活量と声量と喉の無駄遣いにしか思えないなあ』

Aちゃんっていつもさり気に毒吐くよね

るっせー!!
元からこういう性格なんじゃコラァー!!』←



※※※次回に続きます※※※

玖、準備の話→←漆、相談の話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

胡蝶 - 面白い話でした。和菓子好きの人には見てて面白いと思います。コレからも頑張って下さーい。 (2018年3月27日 16時) (レス) id: 4f8ad5540f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^読んでて、和菓子が食べたくなりました^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年9月27日 22時) (レス) id: 5527d24af4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:守川 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miamia251/  
作成日時:2016年8月1日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。