2 side ページ35
t｢...がっちゃん？ そんなに思いつめないでね？
俺の怪我もそんな大したことないし。
あんなにプリプリしてるのミツくらいだよ笑｣
玉森が千賀にそう話しかけてるのを聞いて、
俺は今さら、千賀に酷いことをしてたって気づいた。
なんで、千賀の傍にいてやれなかったんだろう。
千賀のことを抱きしめた。
千賀がずっと震える。
千賀はどれだけ辛い思いをしたんだろうか、
そう思ったら何故か、涙が出てきた。
2｢.....千賀。.....っ、...ごめん。｣
s side
ちゃんと息ができなくて、苦しかった。
そしたら、がやさんが助けてくれた。
また、迷惑かけちゃった。...
謝らなきゃ。
落ち着いたら、すぐに謝った。
そしたら、玉がそんなに思いつめないでって
がやさんも背中をさすってくれる。
すると、誰かが俺を抱きしめてきた。
匂いで分かるよ。
二力だ。
あれ、二力泣いてる？どうして？
s｢...二力泣かないで。 俺大丈夫だよ。｣
でも、二力泣き止んでくれない。
f｢...はははっ笑 二人とも今日はちゃんと休めよ。
後、ありがとな。｣
そう言って、俺とニカの頭をポンポンってして、
どっかに行っちゃった。
f side
二力が千賀のことを抱きしめた。
二力が泣いてる。珍しいな。
こいつも疲れてんだな。笑
でも、この2人なら大丈夫だな。そう思った。
なぜなら、2人は同じブレスレットを付けていることに気づいたから。
それに、俺もあいつの元に行ってやらなきゃな、そう気づかせてくれた。
だから、2人にちゃんと休めよ。後、ありがとなってことを伝えて、頭を撫でてやった。
────ｶﾞﾁｬ リハ室を出た。
こういう時、あいつがどこに行くか。
俺は知ってる。
あいつは人前で弱いとこを見せたがらない。
いた。
一番奥の自販機の隣のベンチに
あいつはいた。
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！ (2019年1月21日 14時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります！連載お願いします！ (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：brownanimal | 作成日時：2019年1月5日 17時
