f side ページ36
自販機の隣のベンチに座って、
北山は俯いていた。
俺は、自販機で、スポドリを買ってやり、
ほいっと投げてやる。
ki「...ぅおっ...なんだ。藤ヶ谷か。...」
今気づいたみたい笑
f「...ふふ笑」
北山の隣に座る。
────数分後
北山が話し始めた。
ki「.....俺さ、最低なことした。...」
f「...んー?...」
ki「...今日の映画の撮影さ、俺NGばっか出しちゃって、.....セリフ飛んじゃうし….....
監督にも主演なんだから、もうちょい頑張ってくれって...言われちゃった。」
ki「...っ、........俺、映画の主演のプレッシャーを
...千賀にぶつけてた。」
久しぶりに見た。北山の涙。
すっごい分かる。俺も初めての映画の主演、
すっげぇプレッシャーだったな…
そんな時、俺が救われた言葉をぶつけてみる
f「...大丈夫だよ。」
「...北山が頑張ってんの。知ってるから。」
ki「.....っ、.....はぁ...ごめっ。...」
f「...はは笑.....気が済むまで泣けよ。」
「俺らしかいないんだから。」
ki「...ん。」
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます!とても励みになります! (2019年1月21日 14時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります!連載お願いします! (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月5日 17時