澄み渡る空は 2

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櫻井くんが千賀の事を抱きしめて、
千賀は落ち着いた。

櫻井くんが千賀の目線にしゃがんで、
櫻井｢...大丈夫そうだな。｣
千賀の頭をぽんぽんってした。

あれから、がやさんはお酒そんなに強くないのに
ガブガブ飲んじゃって、今は上田くんに寄っかかってる

櫻井｢千賀のこと頼んだよ。｣そう言って、櫻井くんは俺の肩をポンッて叩いた。


櫻井｢...お前達は、まだ食べてからでいーから。｣

そう言って、多過ぎる札の束を机の上に置いた。


風磨｢はーい。ありがとうございま〜す｣


櫻井｢...じゃぁ、俺は、藤ヶ谷の事連れて帰るから｣
そう言って、櫻井くんががやさんのことを支える
上田｢...兄貴、俺も手伝います。｣

櫻井｢...あぁ、悪いな。｣

がやさんのことを櫻井くんと上田くんが支えながら連れていった。


増田｢...遠慮しなくていいよ。2人も今日は帰りな。｣

増田｢大丈夫。俺らのことは気にしなくて。｣

増田｢...俺らはね、普通に腹減ってるし。笑｣
風磨｢そうっすよ、腹ぺこっす。笑｣

淳太｢先輩！俺じゃ頼りないかもしれないですけど、いつでも頼ってください！｣

2｢...ありがとう。｣

増田｢また、一緒に飯行こうな。｣
増田くんが千賀の目線にしゃがんで、肩をポンっとした。

s｢...ｺｸｯ｣千賀は頷いた。

増田｢...ふふっ、よしよし。｣
増田くんが千賀の頭を撫でてる。


俺は、千賀のことを支えてやる。
2｢...お先失礼します！｣

増田｢ほーい。｣
淳太｢...いえ、ありがとうございました！｣
風磨｢今度、メシ誘って下さいよー｣
ちゃっかりしてんなぁ。風磨は。

でも、今回は、あいつのあーゆう所に救われたな。





店を出て、タクシーを捕まえて、


千賀と一緒に乗り込む。




タクシーの中で千賀が話し出した。



s｢...俺、がやさんに酷いことしちゃった。｣

2｢...へっ？...いや、そんなジュース零したくらいでキレる方がおかしいだろ？笑｣

2｢きっと、たまたま機嫌悪かったんだよ。｣

s｢ちがっ｣

2｢...ん？｣

s｢台本破いたの俺じゃないんだけど、
たまたま俺が持ってたから、がやさん俺がやったって勘違いしちゃって。｣

2｢...そっか。そんなことがあったんだ。｣

s｢...ん。ニカは、信じてくれる？｣

2｢あぁ、千賀がやってないって言うなら、
信じるよ｣

s｢...ありがと。ニカが信じてくれたら
それでいいんだ。｣



2｢...着いたな｣s｢...ん。｣

s｢ニカ。今日はありがとう。｣
そう言って千賀はタクシーを降りた。

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