澄み渡る空は 2

s side ページ28

宮田の家に着いた。


がやさんとニカの後に

少し遅れて俺もリビングに入った。





そこには、

夕食の支度をしながら、

楽しそうに会話してる

横尾さんと、
ミツと、
玉森と、


宮田がいた。




f｢...え、宮田？｣


y｢あ、おかえり〜♪｣


ki｢宮田、目を覚ましたんだよ。｣

2｢...っ、...よかったぁ〜〜｣





すると、

宮っちが顔を上げ、



その瞬間、


俺とバチッと目が合った。




宮っちは、俺と目が合うと、
恐怖に怯え、

手元にあったグラスを俺に投げつけてきた。



...ﾊﾟﾘｰﾝｯ

俺の右肩に命中した。

s｢...くっ…...｣

真っ赤な血が流れる。




2｢...宮田、...何してんだよ｣

t｢ニカ！やめて、...宮田は悪くない。
悪いのはアイツだろ｣


m｢...ﾊｧﾊｧ...ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ...｣




宮っちは、呼吸困難になってて、
そんな宮田を玉が抱きしめていた。





y｢...宮田、ベッドに連れてこう｣

ki｢...おぅ、そうだな｣




取り乱してる宮田と、玉森を

横尾さんとミツが支えて寝室へと行った。









2｢...えと、とりあえず、止血を...｣

ニカが動き出そうとする。



f｢...おい、いーだろ。そんなの｣

2｢いや、怪我は、さすがに...｣

f｢あぁ？何、お前はアイツの味方なの？｣

がやさんは、ニカの胸ぐらを掴む。





2｢...あっ、...いや、ちがっ...｣

s｢やめて！｣

f｢...ﾁｯ｣
がやさんが、乱暴にニカを離し、

俺に近づいてくる。









座り込んでいた俺の元へやって来て、

俺の顎をくいっと上げて、

がやさんと目が合う。









f｢俺らの事をどれだけ苦しませれば気が済むの？｣









恐怖で、
一言も声を発することが出来ない。









何も言わない俺にムカついたのか、









がやさんは、怪我を負った俺の右肩を



ガシッと掴んだ




s｢...あﾞあﾞっ、...｣









がやさんは、


ニカの元へと行った









がやさんは、


ニカに何か囁いて、


水の入ったグラスをニカに渡した。

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