なんでや９ ページ10
選手を待たせる訳にもいかないので、とりあえずみんなでドリンク作りに向かった。
「従兄弟がいるから一回だけ様子見に行きたいんですって」
「ダメ〜」
「今日の白福さん冷たい...」
手を動かしながら音駒に行きたい理由を訴えても返事はＮＯのみ。
迷惑かけてないか確認したかったのに！
「大事な後輩ちゃんを、他校の野郎のところに行かせたくな〜い」
「白福さん大好き！」
｢良いように扱われてるなぁ｣っていう英里ちゃんの言葉は左へ受け流す。
なんかのタイミングで挨拶に行けばいっか！
うんうん、大好きな先輩方のためにもわがまま言うのやめとこ！
「雀田サーン？ちょーっとごめんね」
「黒尾くん？海くんも...どうした？」
「今日来る烏野の迎え行ってくるから、なんかあった時のサポートよろしくねってお願いしに来た」
「あー、はいはい。
行ってらー」
とうとう烏野さんが来るのか...！
どんな
ご贔屓みたいだし強いんだろうなぁ...
.....ん？でも名前聞いたことないぞ？
でもわざわざ音駒が向こうに行ったって聞いたし.....
うん！来たら、見たら分かる！
「カッコイイ人いるかな？」
「なんやかんやで顔面偏差値高い部活だよね」
「え、ウチそんなことないでしょ」
「...それはいいのか、生川マネよ」
「そんなこと言ったらウチもだって」
「えぇ...大滝さんも言っちゃうんですか...」
顔面偏差値高いなんて言ってしまったばっかりに...
すみません、生川と森然の方々...
「言ってウチもでしょ」
「確かに〜」
「...なんか、皆さんすみません状態」
「でも、赤葦くんは人気じゃないんですか？」
「木葉さんも人気じゃないかなぁ？」
「赤葦は分かんないけど、木葉はない」
「雀田さん...」
もうこの話やめよ？
マネちゃん達に言われる部員の方々に顔向けできなくなっちゃう...
根源は私っぽいけど
作り終わったので体育館へと運ぶ。
すると、丁度いいところに木葉さんがいた。
「木葉さん、悪気はなかったんです。
すみません」
「え、急にどした？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 854人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐の使い(プロフ) - 更新待ってます！ (2020年3月31日 18時) (
レス) id: 4133be2db2 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴいち - 久しぶりに見てみたら更新されてた！！安定の面白さwwランキングすごいですねー！！すぐに見つかりますww (2019年11月13日 18時) (レス) id: 67aafb287e (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しい限りです！亀更新ですがこれからも読んで頂けたらと思います！ (2019年11月13日 2時) (レス) id: 2ee7dbb7d5 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - いつも見てて面白いです！！ (2019年11月1日 18時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - ミルクティと芥川さん» コメントありがとうございます！全てどシャットさせてしまいましたか...！従兄弟設定を急遽つけてよかったです！！走くんとは真逆のスピードで更新がんばります！！ (2019年10月30日 9時) (レス) id: 2ee7dbb7d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2017年12月26日 22時
