所詮私はモブなんです【歌い手】２

5話（48話） ページ6

よーし、来たよ、来たんだけどな、10分遅刻で来たんだけどあいつらいないんよ。



確かに遅刻したのはこっちだけどさ？



だからって勝手に来る事決定したあなた達は10分は待たなきゃダメでしょ！？



なんで先帰ったんねん！



なんか恥ずいやないか！！



溢れ出る殺気を抑えながら家に帰ろうとする、と



坂田「Aちゃーん！会いたかったで〜！！」



と、坂田犬が飛びついてきた。



え、いや可愛い。



さっきまで殺したいと思ってたやつだけど可愛い←



luz「遅れてごめん。あ、これ。」



そう言って黒崎が渡してきたのは女子が好きそうなカラフルなソフトクリーム。



コイツまで私に女子力の差を見せつけるのか！？←



あ、でも美味そう。



『ありがと！』



素早く黒崎の手からソフトクリームをも、ら、い！
頬張る。



うっわなにこれうますぎん！？



坂田「いいなAちゃん。るすすん、俺には？」



まるで欲しいおもちゃを見る子供のような目でソフトクリームをみる坂田犬



そんなに見てもやらんからな！



luz「いや、無いんやけど」



無いんかい！



可哀想な坂田犬。



もうこのソフトクリームは食べれないのね←



・・・

夢主ちゃんは決して、決してソフトクリームを奪い取った訳ではないのです。

決して、決して、、、

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