甘い時間 ページ9
中也sibe
バタンと，扉の閉まる音がした。
女が扉の閉まる音と同時にニヤリと笑ったような気がした。
「さて，中原さん，始めましょうか」
何を始めるのかと思った，すると，両手を恋人つなぎされ，壁際に追い詰められた。
おいおい，これからなにが始まるんだァ？
疑問を持っていると，彼女に顎クイッとされた。そして
「ねェ，中原さん。中原さんって，好きな人とか，いるの？」
「いや，いねェが」
「そう，妾，勘違いしてたわ，中原さんはてっきり，さきほどお話に出てきた紅葉さん？が好きな のかとおもっていたわ」
「紅葉の姐さんは，俺を拾って育ててくれた，ただそれだけの関係だ」
「フフッ，中原さんって優しいのね，妾そういうの素敵だと思うわ」
「そ，そうか，ところでこの状態は・・・どういうことだ」
さきほどの姿勢から一歩も動いていない。俺は内心ドキドキしていた。
「言ったでしょう，妾はハニートラップの名手だって・・・」
「それがどうし，んんっ，ァんゥンっ，んんん"っ///」
言葉の途中で熱い接物を受けた。後頭部に手をやられ逃げられないようにされていた。
長い接物で酸素がたりなく，口を少しあけた時・・・
「んんっ//ゥハァんゥ//」
舌が入ってきた，いきなりのことで目を見開く。異能力「重力操作」を使おうと思ったが，頭が熱い接物によりクラクラする。
彼女が俺が限界だと思ったのか，唇を離した。唇と唇の間に銀の糸があるのが見えた。
「っはァ，な，なにするンっ」
少し酸素を吸ったら，又もや今度は勢いよく，接物をされた。二度目の接物は彼女の舌が，俺の舌に絡み付いて，いやらしい音を立てていた。俺はもう極度の限界でそのばに，へたりこんだ。
「どう？妾の最高のキスの気分は？・・・あら，顔が真っ赤よ，呼吸も乱れてるわね，これは妾の 勝ちみたいね，」
唇をペロッとなめる彼女は妙にいやらしく，大人だ。
こんな唐突にキスされて，かき乱されたのに・・・なんで，なんで，いやな気持ちになんないんだ
今日の俺はいつもよりはるかにおかしい。
「中原さん，安心して，これはただの"お遊び"よ」
そういい残すと，彼女は俺に手を差し伸べて，行きましょ鴎外殿のところへと言った。
俺はまだ心臓の異常な伯数とともに，部屋をでた。
この日から，Aを見ると，可笑しな感覚になった。
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柊 - めっちゃ好きですこの物語!!さん» 物語を好きと言ってくれてありがとうございます。とてもうれしいです!!亀更新ではありますが、頑張らせていただきます。 (2018年5月18日 0時) (
レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
めっちゃ好きですこの物語!! - 更新はよ(ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2018年5月16日 8時) (レス) id: ad49824d41 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ありがとうごさいます！攻めの太宰さんも良いけど、デレデレ太宰さんも良いですよね！ (2018年4月27日 7時) (レス) id: f6ef0c52e3 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（元 チョコうさ。）(プロフ) - デレデレ太宰さんが良き！！ (2018年4月26日 23時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 赤司神さん» やっぱり，中也はめっちゃかっこいいですよね！もう尊いです！これからも頑張らせていただきます！ (2018年4月21日 19時) (レス) id: f6ef0c52e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2018年4月4日 1時
