仲直り ページ5
零目線
いつの間にか全員...とまではいかないが、多くの人が眠ってしまったようだ。
ひなたくんはわんこに頭を乗っけて寝ていて、頭を乗っけられているわんこも嫌がること無く寝ている。
その近くにはアドニスくんが寝ていて、ゆうたくんはひなたくんの近くで寝ていた。
司くんと月永くんは子供のような寝顔で、瀬名くんと鳴上くんはさすがモデル、寝顔も整っていた。
真緒くんも桃の嬢ちゃんもあんずの嬢ちゃんも薫くんも寝ていて、つまり起きているのは兄妹だけど言うことになる。
まぁ、Aは寝たふりか、はたまた本当に寝ているのか分からないが。
零「凛月は寝らんでいいのかえ？」
凛月「兄者に指図される筋合いはない。...でもまぁ、昔の俺は余裕が無さすぎたのかもねぇ。」
零「いや、凛月は悪くないじゃろ？一族の用事とはいえ、約束を破ったんじゃから。」
凛月「確かに、その事については怒っているけど、兄者があの時行かなかったらそれは誰に回ってきたのか、簡単に想像出来る。Aでしょ？まぁ、Aは海外で活躍していたりするからちょうどいいかも知れないけど、あの一族の人達、Aのこと大好きだからね、それこそキモイぐらいに。」
「まだ中学生にもなってないAに当主の問題は重すぎる。そんな事は全然考えないような奴らだから。だって、3〜4歳のAを教祖にしようと、両親や兄弟と無理やり離して、神に仕立てあげようとするような奴らだから。そうなんでしょ？」
零「...。」
凛月「まーただんまり？余計な事はベラベラ喋るくせに大事なことは言わないよね。...俺だってもう高校生、子供じゃない。俺ももう一族とは切っても切れない縁の中に入っちゃってる。」
「まして、兄者とは1歳しか離れてないんだよ？子供扱いしないで欲しいし、これ以上1人で抱え込まないでよねぇ。...まぁ、その事は、そこで狸寝入りしている天才モデルさんにも当てはまるんだけどねぇ。ねぇ、A。」
A「...寝てます。」
零「やっぱり起きておったか。」
A「寝てます。」
凛月「それは無理があるよ。」
零「そうじゃのぅ。今夜は久しぶりに兄弟トークでもしようぜ。」
凛月「おやすみなさーい。」
零「ちょっとりちゅ〜！！」
A「騒ぐな！寝てるんだから、話すならリビングでして。」
凛月「Aも行くんだよ♪Let's Go!!!!」
A「うわぁぁ、離してぇ！」
...今夜は長そうだ。
...to be continued
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柊海翔(シリアスメーカー)(プロフ) - ありあさん» 応援、ありがとうございます！！私もボカロ大好きですw (2020年1月19日 19時) (
レス) id: ddc2b0f40b (このIDを非表示/違反報告)
ありあ - 私の好きなボカロ！嬉しい！←(誰も聞いてない)更新頑張ってください！応援してます！！ (2020年1月19日 15時) (レス) id: fe45e00a90 (このIDを非表示/違反報告)
柊海翔(シリアスメーカー)(プロフ) - ミイミさん» ありがとうございますm(*_ _)m！！コメントめちゃくちゃ嬉しいです！！続き、早めに出せるように頑張ります！！ (2020年1月12日 11時) (レス) id: ddc2b0f40b (このIDを非表示/違反報告)
ミイミ - めっちゃ面白いです！続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月12日 11時) (レス) id: e9ee101e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊海翔 | 作成日時：2019年12月23日 1時
