赤司様の許嫁

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私の部屋に入るなり赤司くんは

赤司「じゃあ今日の授業の復習から始めようか。」

そう言って机に教科書を広げた

まずは数学…と、早々に行き詰まる。

授業ではわかったと思ってたのに…

どうして解けないの！？

赤司「…A、その問題がわからないのか？」

貴方「えっっ…あ、う…」

こんな問題も解けないのかって怒られる…

赤司「…あぁ、使う公式を間違っているよ、

この問題にはこの公式を使うといい」

あ、あれ？怒らないの？

………..

その後も、わからなくなって手が止まるたび、

的確に教えてくれて、

解くのにもたついても、

何も言わずに待っててくれた。

なんか…意外だ…

もっと怒られると思ってたのに…

バカすぎて落胆されると思ったのに…

怒るどころか凄く親身に教えてくれてる…

いやでも、ほんとは呆れてるのかも、

声は優しいけど、顔は….

冷たい目を私に向けてたり…

気になってちらりと赤司くんを見上げると

貴方「!？//////」

赤司「？疲れたかい？」

赤司「そろそろ休憩にしようか、紅茶を用意させるよ」

な何で！？冷たいどころか凄く優しい目で見られてた….

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