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そんなんじゃない事は、
私を見ればわかるでしょう？
平凡な容姿からは品なんてものは一切感じられない。
頭だって普通だし、
というかこの学校では下の下だし、
(赤司くんに合わせて無理して入った学校だから)
スポーツだって体育で周りに迷惑かけないで済む程度にしかできない。
なのに、
赤司くんのせいで、
私、変な勘違いされていつまで経っても友達ができない！
貴方「むぅううっっっ」
赤司「…どうした、腹でも痛いのか？」
お昼はいつも彼と食べる。
彼の家のお手伝いさんがいつも豪華なお重箱を用意してくれるから。
赤司「それとも不味い物でも入っていたか？」
「今日はAの好きな物が入っているように思ったが」
貴方「いえ、美味しいです。とても。」
赤司「なら、どうした」
貴方「どうもしてません…」
友達が未だにできなくて悩んでます。なんて、彼には言えない。
許嫁で一緒にお弁当食べてるからって、
仲が良いわけじゃないもの。
許嫁は彼のご両親が勝手に決めただけのもので、
そこに好きという感情は無いし、
彼は私の事を、一人の存在というよりも、
所有物のように思っていて、
とても優しいけど、いつも威圧的な空気を醸し出してる。
そんなヒトに、軽々しくお悩み相談なんてできない。
赤司「Aはどうもしていないのに眉間にシワを寄せて唸るのか？」
そう言って彼が私の眉間をトンっと一差し指で押した。
貴方「！？////」
赤司「...顔も赤いな。熱でもあるのか？」
そう言って彼が今度は頬に触れようとしてきた。
思わず体をのけぞって彼と距離を取る。
貴方「何でも無いですっっっ////」
赤司「...そうか」
「最近夜遅くまで起きているようだね」
貴方「あ…えと、勉強を…ここの授業、難しいので、授業だけではわからない事が多くて…」
思わず言ってしまったけれど、
授業について行けてないなんて、彼、落胆しただろうか。
赤司「それなら、僕に聞くと良い」
貴方「え」
赤司「一学年の教科はどれも一通り理解でいているからね。
Aのわからないところも教えられる」
貴方「え…」
赤司「今夜、食事の後にでも見ようか」
貴方「え！あ、いえ、あの、自分で…」
赤司「一人で勉強するより僕が教えた方がAは早く理解できるようになると思うが？」
貴方「あ…う…でも…」
赤司「何だ？」
貴方「...いえ….お願いします….」
赤司「あぁ」
あぁ、恐くて断れない。
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カンナ(プロフ) - GOSICさん» GOSICさんお久しぶりです＾＾嬉しい＾＾赤司様難しいです。口調も性格もわからなすぎる。でもイケメン。 (2015年6月29日 8時) (
レス) id: 72bd11956a (このIDを非表示/違反報告)
GOSIC(プロフ) - カンナさんの今吉先輩以外の話が読める日が来るとは(*´▽｀*)続き待ってます！ (2015年6月27日 10時) (レス) id: 81e2670255 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - リオさん» ありがとうございます。前置きで力つきて何も思いつきませんでしたが続き作りました。 (2015年6月24日 22時) (レス) id: 72bd11956a (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 面白いです(*^。^*)更新ファイトです（＾◇＾）応援しています！ (2015年6月20日 23時) (レス) id: 8d33775f08 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 陽鞠、さん» いつも駄文を読んで頂きありがとうございます！嬉しいです＾＾続きが中々思いつかず更新遅いけど、その内思いついて続き更新します。 (2015年5月31日 0時) (レス) id: 72bd11956a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンナ | 作成日時：2015年5月22日 17時
